広がれ、こども食堂の輪!ツアーレポin香川

1月20日、「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアーinかがわ」が開かれました。

テーマは、食と通じた子どもの未来とこれからの地域づくりを考える です。
当日は約160名が参加。四国外からの参加もあり、「熱い人たち」が多く、会場は熱気で包まれていました。

今全国で増えている「こども食堂」。ただし、メディアによる「伝え方」により
子ども食堂=貧困、というイメージが強いようです。
課題としてイメージの払拭、来てほしい子どもへの情報伝達の仕方、などが挙がります。

ですが、「食のチカラ」はすごいですね。
食を通じた場づくりは、共生社会を築くきっかけになる。

「栄養だけではない、食べることは豊かさにも深く影響を及ぼす」
「食べる力は人と人をつなぐ。豊かさにつながる呼び水となる」
「食べることは人間をつくっていくこと」

とは登壇した方々の言葉。

母子のシェルター施設を運営している施設長の語りはこうです。
「最近出会った親子がいます。キャベツの千切りの仕方がわからないんです。親がやってこなかったから。見たことがなかったから。
当然、子どもの育て方もわからない。
0、1、2歳頃にどれだけ自分のことを見てくれたか、かわいがられたかが大切です。
一人の子どもを育てるのに100人の村人が必要、という言葉もあります。
人はしてもらったと、したこと、させてもらったことしかできない。安心して自分がやりたいことをやらせてもらえるか。
人とつながった心地よさが原体験としてあるか」

東京ボランティア・市民活動センターの山崎美喜貴子所長も言います。
「貧困、とされる子どもは、多くの大人に出会っていません。大人と出会う体験が不足しています。
旅行する、お餅つきをする…。行事、非日常体験をしてほしい。
実感が持てる場、生活力を身につける場、楽しい空間になる場が必要です」

「居場所づくりをすると、地域の問題が多々あぶり出てくるようです。
子ども食堂から、みんなの地域の大事な場所へ。
ご飯を食べて帰る子どもたちにも変化が出てきます。
勉強を教えてもらう場に、ご飯づくりを手伝うようになり、主体的に参加する関係になり、
生きる力が伸びてくる。
仲間、親、高齢者が混じり合う」

「ほっとけない想いを持つ人々が全国各地に大勢いる。
そうした人々が地域を変えていく地域資源に。

人には知恵、ストックがある。
つながりあい、支え合い、ネットワークを作る。

地域には隠れた財産もある。プレイヤーがいる。
発見、発掘し、地域を開く、耕していく。

小さな勇気と大きな冒険心を」

この言葉にはズシリときました。
学ぶことがとても多い濃密な一日となりました。

ABOUTこの記事をかいた人

白川奈保

埼玉出身、2013年~結婚のため香川へ。 現在3歳の娘と夫と暮らしています。 好きなもの:沖縄、南米、高校野球、楽器を奏でること、お料理すること。 facebookでは「向田奈保」です。(仕事では旧姓使用のため)