息子先生の教え

ある日の出来事。

次男が砂場で友だちと仲良く遊んでいたのだが、気がつくと一人でシクシク泣いている。

他の子たちは別の所で遊んでいる。

気になったので近付いて事情を聞いたら

「○○君たちが頭に砂をかけた。」

よく見たら髪の毛は砂だらけ。

そうねそうね、と砂を払い、泣いている次男を落ち着かせる。

少しして、事情を聞こうと他の子の所へ行き尋ねると

「砂なんかかけてない。」と言う。

いつも遊んでいる仲良しの子たちだから、嘘なんてつくはずないのだが…。

その場を見ていなかったので、それ以上こちらも「本当に?」と聞く以外何もできず…。

しばらくして、また一緒に遊びだしたのだが、私の心はモヤモヤしたまま。

家に帰ってきて長男に聞いてみた。

「今日こんな事があったんだけど、どっちを信じれば良いかね?お母さん、どうすれば良かったかね…?」

すると一言。

「信じてほしい〜!」

その言葉に全てが詰まっていた。

事実をハッキリさせるよりも、相手を責めるよりも、とにかく息子は

「お母さんに信じてほしい。」

ただそれだけなんだと。

ついつい、事実を突き止めようとしたり、本人や相手を責めてしまいがちだけど

そんなの全然関係なくて、自分の話を信じてほしい。

信じてあげればそこで全てが解決する。

「お母さん、あんたの事信じるよ。」

それだけで満足なんだ。

そんな気がした。

さすが長男だな〜。尋ねて良かった。

これからも息子先生たちの言葉に耳を傾けよう。

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福岡ひなたぼっこ版編集長/ちはらみさ

ABOUTこの記事をかいた人

智原美沙

広島生まれ、広島育ち。ゲームとカープが大好きな長男(11歳)と、兄の真似がとにかく好きな次男(6歳)2人のお母さん。福岡地域版ひなたぼっこ版編集長。NPO法人Hand&Foot正会員。自分のこと、日々のこと、子供たちのこと、左手全指欠損の次男のことなどを書いています。