根っこが生きていたから・・・

私は、花が大好きだ。
花を育てるのが、大好きだ。
どちらかというと、咲いている花よりも、蕾が大好きだ。

小さな蕾が、今からいざ「咲こう」としている
その大きなエネルギーの力強さには
「がんばれー!」とつい応援したくなる。

我が家には花壇がないので、玄関に寄せ植えやら鉢植えやらで、花を育てている。

花を育てていると、学ぶことが多い。

人間も、花と同じ、自然の一部だということがよくわかる。

花が枯れて、葉っぱの色が変わり、茎が細くなり、種が落ちて、次の世代に命を受け渡す。

それは、「死」ではなく、廻っていく「命」そのものなんだと気付かされる。

そして、植物には、生きやすい「場所」というのがあることがわかる。

日向が好きな子。
日向に当たると枯れてしまう子。
ジメジメした場所じゃないと生きられない子。
はたまた、手をかけ過ぎると、根腐れしたり。

その植物の、本来生きやすい場所を間違えて人が与えると、枯れてしまう。

私には、ここ数か月、とってもとっても気になっていた花があった。

行きつけの花屋さんの、お正月特売で買ったマーガレット。

花は好きだけど、全くのド素人。
ほとんど我流で育てているようなものだ。

店頭で見つけたマーガレット。
「わー!!可愛い!!」と一目惚れして買ったが・・・

その育て方をよく知らず、今冬の寒い日が続いていた時期に、
鉢ごと玄関の外に置いていた。

マーガレットは春の花で、寒いのが苦手ということを知らずに・・・。

すると、たちまち、たくさんついていた花は全て枯れて、
緑の葉っぱが茶色に変色し、蕾まで茶色く小さくなってしまった。

「わー!!!何だこれは??どうしよう!どうしよう!」と
ショックで、焦った私は、その鉢ごと抱えて、買ったお店に駆け込んだ。

そして、その花や茎・鉢の様子を見てもらい
「霜枯れ」を起こしているということを教えてもらった。

そして、太陽が出る日は外に出し、夜や寒い日には玄関内に入れることを繰り返し、
それでもなかなか、なかなか、元気になる様子が見られなかった。

そこで、また1か月後に、お店に駆け込んだ。
「茎は生きてるから、大丈夫ですよ!
そのやり方でやり続けてください。水はあげ過ぎないでください。」
など、アドバイスをもらい、また蕾がつくことを毎日祈りながら、様子を見ていた。

すると・・・

4月になってから葉の緑が濃くなり、蕾がつき始めた!!!

もう、嬉しくて嬉しくて♪

小さな丸い蕾が茎の間からたくさん顔を見せて、
日に日にその蕾は膨らんでくる。

どんな色の花を咲かせてくれるのかな~・・・
毎日、そのマーガレットを見るのが楽しみだった。

そして、夏日が続くほどのここ最近で、
一気に開花したのだ!!

毎日、どんどん、花が開いてくる。

日に日に、花が増えていく。

言葉では言い表せない『紅』色を見せてくれる。

冬に何度も「もうダメかも・・・」と心配になっていたからこそ、
こうやって蕾をつけ、花が開いたことに
跳び上がるほどの感動があった。

「大丈夫だよ~!私たち、生きてたよ~!」
そう言ってもらっている気がした。

毎日、水やりやら(水やりも加減があるので難しい)、外に出したり入れたり、
わからないながらも試行錯誤でやってきたことが、
こうやって花開くということで「命」を見せてくれて、嬉しくてたまらない。

ついつい、表面のことばかり見てしまい、
花が枯れただ、葉っぱが枯れただ、茎が細いだで、
ジタバタしていた私だけど、
この子たちは、根っこがしっかり生きてたんだ!!
そう、また学ばせてもらった。

根っこさえしっかり張っていれば、
少々の暑さ・寒さ・嵐も大丈夫なんだと。

ここを大事に見なさいと、教えてくれたんだ。

気にかけて、手をかけて、心をかけてきた分、
このマーガレットさんたちが、愛しくてたまらない。

どうですか?
綺麗でしょう♡

ABOUTこの記事をかいた人

近藤美和子

岡山県出身。大学は島根。就職は山口。結婚して愛媛へ。 2015年春に、愛媛から福岡に転居し、お母さん大学に出逢いました。 現在、小4と小1のわんぱく息子2人のお母さんをさせてもらっています。主に、小郡・筑前町に配布する地域版~ゆりかご版~を書いています。 音楽療法士として、障がいのある方やこどもたちと関わる仕事をしています。 「お母さん」であることを、悩みもがきながらも、全身全力で楽しみたいと思っています! 好きなことは、自然・美・音楽・読書・ひとり旅・食べること・人と交わること・高校野球です♪