お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

揺れた母心

息子の野球の練習でのこと。

 

 

息子が所属している4歳から6歳チーム。

練習を見ていていると、息子と同じ年の子でも投げたり打ったりセンスがある子がたくさんいてびっくりする。

一方で息子は、グローブ通り越してボールがコロコロ転がっていったり、バットを振ってもうまくとばなかったり、見ていてズッコケてしまいそう。笑

 

子どもたちは、本当によくみて(わかって)いて、息子が野球が上手でないとわかった様で…

バットでボールを打つ練習の時(1人が打って残りの子どもたちはそのボールをキャッチする)、息子の番になったら、みんな前の方に集まる。ここら辺までしかボールがとばないというのが分かっているらしい。

子どもたちは、息子をばかにしているわけじゃなくて、ただ単にボールがとりたいだけ。

分かってはいるけれど、、、

なんだかその光景をみていると、私の心がキュッとつかまれた。

 

なんで息子は下手なんだろう?

かわいそう?恥ずかしい?

私、今息子のことそんな風に思った?

やめよ、やめよ、他の上手な子と比べるなんて。

 

 

他の子と息子を比べちゃう私に、こんな声が聞こえてきた。

「最初の頃よりも上手になってる!そして、何よりも楽しそうだよ!」

 

他の子と比べちゃったことをかきけすように、帰りの車で「今日もまた上手になってたね!3回コーチが投げてくれたボールの最後のボール、グローブにはいったね!」と息子と喜びを分かち合った母なのでした。

少しグラグラ揺れた母心。

今はもう大丈夫!

 

 

6件のコメント

かつらさん
母力が本物になってきていますよ。
我が子を他者と比べない。比べるのはその子の前の姿からの成長っていうことをしっかりわかっているもの。
そしてちゃんとできたことを褒めているもの。
それは必ず子どもを勇気づけて自分への自信を獲得していく第一歩。

分かっているはずなのに、少し揺れて…しまいました☺︎
周りの子に比べたら不器用な息子ですが、息子の中では少しずつできることも増えていて、その嬉しい変化を息子と分かち合えるのが嬉しいです。

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萩尾かつら
2013年の夏、お豆のような小さくてかわいい男の子の母となりました。 ✰***わたしの夢*****✰ トランペットを一生楽しむ! 毎年佐賀バルーンフェスタのボランティアをする! 自分の家で季節の習い事教室を開く! フルムーンチケットで夫婦旅をする!