大炎上中の「あたしおかあさんだから」を「あたしおかあさんだけど」になおしてみた

 

NHKのうたのおにいさんで有名になった横山だいすけさんが歌って

目下大炎上中の「あたしおかあさんだから」

作詞は「ママがおばけになっちゃった!」の絵本で有名な

のぶみさん

そんな歌詞の一部がこちら

一人暮らししてたの おかあさんになるまえ
ヒールはいて ネイルして
立派に働けるって 強がってた
今は爪きるわ 子供と遊ぶため
走れる服着るの パートいくから
あたし おかあさんだから
あたし おかあさんだから
眠いまま朝5時に起きるの
あたし おかあさんだから
大好きなおかずあげるの
あたし おかあさんだから
新幹線の名前覚えるの
あたし おかあさんだから
あたしよりあなたの事ばかり

 

この内容がSNSでは

「献身的なおかあさんを押し付ける呪いの歌」

「ワンオペ育児を推奨している」とかで大炎上

「そもそも『立派に働けるって 強がってた』と言う部分が

女性をばかにしている」との意見もあり

その後の対応を含めて一部現役ママの不評を買ってる

 

歌詞自体は間違っていないと思うけれど

男性から「お母さんを応援する歌です」って渡されたら

私も気持ちの悪さを感じるかな

描かれている「おかあさん像」が古すぎるのと

押し付けがましさで苦笑いしか出てこない

 

余談だけれど

この内容どこかで聞いたことがあると思って検索したら

「ママの毎日」というLICOさんのブログが出てきた

このブログの記事は以前にSNSでシェアされていたのを読んで

共感したことがある

以下は一部抜粋

ヒールの靴が好きだった
お酒は苦手だったけれど友達と過ごすお酒の場の楽しい雰囲気が好きだった

好きな音楽はミスチルでいつもウォークマンに入れて好きな時に聴いていた
電車の中でゆっくり本を読むのも好きだった

お風呂では半身浴をして
美容院には2ヶ月に1回は必ず行っていた

お化粧するのも好きだった
1人で行く映画館が好きだった

流行りの雑誌を買い
流行りの曲を聴き
流行りの服を着て
流行りの場所へ好きな時に出かけた。

そんな私は 今
泥だらけのスニーカーを履き
子どもたちの着替えやオムツが入った大きなバックを肩にかけ
ちゃんとした化粧もせずに
髪を一つにくくり
毎日
子どもたちの手を繋いで公園へ散歩に行っている
聴く曲はミスチルからアンパンマンマーチに変わった

—————中略—————————–

1人でゆっくりお風呂に入れるようになったら
湯船の中 あなたと向き合い数を数え
柔らかく響いたあなたの声を
私は思い出すのでしょう

1人で好きなだけ寝返りをうち眠れるようになったら
どこまで寝転がっても隣にいないあなたのぬくもりを
私は探すのでしょう

好きな音楽のCDを好きなだけかけられるようになったら
この部屋の中に溢れていたあなたの笑い声を思い出して
私は泣くのでしょう

好きなだけお化粧に時間をかけられるようになったら
私の洋服をひっぱり
膝の上によじ登り
私のやることなすことをお邪魔してくるあなたのその小さな手を思い出して
私は泣くのでしょう

あら 最初の方はまんまだわ

(のぶみさん絵本も次々とパクリ疑惑が噴出してるらしいし)

それにしてもこっちは心にしみるのに

どうしてあんなことになってしまったのか

 

それはさておき

この「あたしおかあさんだから」に対して

#あたしおかあさんだけど というハッシュタグで

子育てを楽しんでいるエピソードが語られたり

替え歌が作られているんだとか

 

というわけで

私も「あたしおかあさんだから」の替え歌を

「あたしおかあさんだけど」で作ってみた

 

『あたし おかあさんだけど』
作詞:八木橋真心

一人暮らししてたの おかあさんになるまえ
ヒールはいて ネイルして
毎日お気楽に 過ごしてた

今も変わらずに ヒールはくわ
だって子どもも喜ぶし
あたし おかあさんだけど

あたし おかあさんだけど
5時に起きるのは遠足と運動会くらい
あたし おかあさんだけど
子どもにおかずは分けないわ
あたし おかあさんだけど
プリキュアの名前を知らないの
あたし おかあさんだけど
一人の時間も大事なの

あたし おかあさんだけど
あたし おかあさんだけど

いつでもダイエット中だったわ
おかあさんになるまえ
好きな事して 好きなもの買って
考えるのは自分の事ばかり

今でも服もご飯も 自分は自分
カレーライスは中辛で
テレビは子どもに譲らない
あたし おかあさんだけど

 

あたし おかあさんだけど
家で揚げ物はしないの
キッチンが汚れるから
あたし おかあさんだけど
いつでも怒っているわ
昔はダンナで今は子どもに
あんまり代わり映えしないわね

いいおかあさんにならなきゃいけないの?
あたし おかあさんだけど
あたしのままでいいじゃない

いいおかあさんてどこにいるの?
あたし おかあさんだけど
子どもは離れていくって知っている

 

あたし おかあさんだけど
あたし おかあさんだけど

 

もしもおかあさんになる前に
戻れたなら何しよう?
夜中まで遊んでライブに行って
自分のために服買うの
今でも同じことしてるから
おかあさんになってあきらめたことなんて
あまり思い浮かばない

 

毎朝5時に起きて
おしゃれをやめて
好きなおかずを子どもにあげて
テレビも見られず
遊ぶことも出来ず
いいおかあさんでいようって
料理を頑張るの?

こんな『おかあさん』にしかなれないのなら
うちの娘は喜んで『おかあさん』になろうと思うかな?

 

あたし おかあさんだけど
休日は床に転がって子どもとゲーム三昧
ごはんはお店で買ってきて
美容室予約して
ジェラートピケ着て眠るわ

あたし おかあさんだけど
あまり無理はしないの
だって人生いつでも楽しまないと

あたし おかあさんだけど
あたし おかあさんだけど

 

世間で言われる「おかあさん」って

いろんなおかあさんのいいところが集まって出来た

一種の虚像のような気がしていて

それをたてに「おかあさんでしょ」って言われるのが

おかあさんになって一番イヤだったことのひとつ

 

これがまた

男の人からよく聞く言葉で

いい加減うんざりしているところへ

「あたしおかあさんだから」が投入されちゃったわけで

そりゃぁアレルギー症状が起こるのは

仕方がないかな

 

実際この曲が『Hulu』で流されたとたんに大炎上して

現在は発売も危ぶまれているのだとか

 

確かに表現は自由だけれども

違うと感じるものに現役のママ達が

盛大に声をあげられるというのは

つくづく良い時代になったのだと思う

 

 

その他の詩はこちら↓

「『女の子なんだから』という言葉が死ぬほど嫌いな私」

「ママがある日突然金髪になったのは白髪を隠すためだけじゃない」

「ママの描く絵は正しくない!」

「保育園がつぶれた歌」

 

 

 

 

 

 

22 件のコメント

  • >世間で言われる「おかあさん」って
    いろんなおかあさんのいいところが集まって出来た
    一種の虚像のような気がしていて

    すごくしっくり来ました!!
    虚像なのに、みんな本当に居ると思ってる。それが当たり前だと思ってる。
    本当、マボロシですよ。
    だから、こんな歌ができるんでしょうね。
    私もニュースを見たとき、「そんなに騒ぐほどの歌詞なの?」と思って見てみたら、確かに気持ちの悪い後味でした。

    • マボロシと比べられても永遠に勝ち目はないです。
      世の本当のお母さんたちは長い間このマボロシに苦しめられていたんでしょうね。
      そのことが分かった今、「あかあさん」を振りかざす相手には
      IKKOさんばりに「マボロシー」と叫んでおかないと(笑
      それにしても「あたしおかあさんだから」は調べれば調べるほど醜聞がひどくて驚いています。
      純粋な母の思いを金もうけに利用するな!と言ってやりたいです。

  • へ~と思いながらそんなに目くじら立てなくてもが最初の感想。
    もう一つの感想は、独身時代とお母さんになってからの真逆ぶりは大変だねという他人事の唄ならば
    そこを掘り下げることはできるかな・・・とね。
    真逆になったことを自分発見(肯定)につなげられる人だっているはずだから、全部を否定するのもこれはまたどうかなとね。
    そして「あたし おかあさんだけど」の作詞に手をたたきながら痛快詞だなと思いました。
    眺めて自分の詞を作り上げていく真心さんの余裕がとっても素敵だと思いました。

    • 私も最初のころは「またまた~」と思って眺めていましたが
      読めば読むほど、調べれば調べるほど腹が立ってくるのです(笑
      いや、本当にLICOさんの「ママの毎日」が素敵なだけに
      うわべだけで扱われたくないですね

  • こころさん、
    この記事ニヤニヤしながら読ませてもらいました!

    のぶみさんの方の
    「痩せてたのよ お母さんになる前」っていうところ、
    お母さん=太る って事?!
    その他もろもろカチンときてました。

    朝5時に起きて?私起きてませんけど。とか。

    こころさん作詞「わたしお母さんだけど」に1票です。

    • そうなんです、もろもろ当たりますよね、のぶみさん(笑
      私が一番腹立たしいのは「こんなに怒れるの あたしおかあさんだから」のところ。
      おかあさん=怒る って、事実だけどあんたには言われたくない。
      詞の中には書いていませんが、実家に子供を預けて海外旅行だってありです。
      「おかあさんだから」と言う言葉に縛られて自主規制する必要はないのです~。

  • こころさんの詞、素敵です!
    少しずつなら当てはまる気もするし、
    お母さんが書いたならそういう人もいるね、と思えるのかもしれません。お母さんならそもそもこんな100パー我慢してます的な内容にはならない気はしますが…
    あとは、もともと潜在的に作者のぶみさんに良くない感情がある人が結構いて、ここぞとばかり責めているのもあるのかと思います。

    • ありがとうございます、リアルな母の声です(笑
      「あたしおかあさんだから」は
      お母さんであることの楽しさや嬉しさが伝わってこないんですよね。
      現実感が無いというか、世間一般論的というか。。。
      のぶみさんもいろいろ書き立てられていますからツライところですね。

  • 真心さんの替え歌に100票(о´∀`о)です!
    めーっちゃいい!
    わたしも諦めないかなぁ。
    そして、みっこさんのコメントを読みながら、
    たしかに変化した自分を楽しむお母さんもいるなぁと。
    変化したことがわたしにはただただありがたいしかないから、です。
    そして。お母さんになるということは、
    人生の役割がひとつ増えるということ。
    キャパがそれぞれ広がっていってるんだと思うし、
    元々広がることができるキャパだから、お母さんになれたんではないか?と。
    人生の役割ってお母さんだけじゃなく。
    きっとお父さんも、だし。
    仕事の役割も、だし。
    だけど、わたしはお母さんになれて、やっぱり良かったなぁって。
    そう思うことができました。
    真心さん(о´∀`о)ありがとうございます!

    • 素敵なコメントをありがとうございます♪
      お母さんになるのは素晴らしいことで変化も良いことですよね。
      子育てのおかげで、人格丸くなったわ~と思うことがしばしばあります。
      その中で、自分は自分でいられたらいいなと思いました。

  • キッチン汚れるから揚げ物しない!に爆笑でした(≧∀≦)
    わたしも唐揚げはするけど、天ぷらだけは絶対にしない!!外で食べた方が絶対美味しいから。笑

    わたしはこの騒動、のぶみさんてアンチが多いんだなー。下手こいたなー。という感想でした。
    詞も読んだけど、まぁ好きではないが怒り狂うほどでもなく。笑
    あとたぶん、だいすけお兄さんじゃなければ、ママたちここまでヒステリックに反応しなかったのでは……という気もしてます。

    けど関心度の高さは、ここへのコメントの多さも証明していますね!(わたし含む笑)

    • 揚げ物はすべて買ってきます。
      そして、手の込んだ料理は外で食べるものと割り切っています。
      今回の「あたしおかあさんだから」騒動は
      おしゃる通りで、のぶみさんはお母さんの味方だいすけお兄さんとのタッグが
      裏目に出ましたね(笑
      制作側の人たちは今回の騒動に頭を抱えているでしょうねぇ。

  • 横山さんがFacebookに載せていたのを見て戻ってきました。
    毎日日曜版に心療内科医海原純子さんが心のサプリのコラムを書いているのですが
    本日はまさにこの話題でした。
    「わたし、お母さんだけど・・・」の大文字です。
    私が生きてきた時代に彼女が医者として男社会の中でいかに頑張ってこられたのかを興味をもって
    読んできました。
    女性たちが自分の生き方をどう選ぶかについて考え続けて来たことをよくぞ書いてくれたと思いながら・・・
    私の子育て中に問題提起されたのが「空の巣症候群」であり、女性、母としての自立の問題を指摘されていたんです。
    妻と母だけが唯一の生き方時代を引きずりながら、自分ができることをして社会参加する生き方を模索している時代へと
    突入しているからこその話題性になっているという話ですね。。
    女から母へそして社会参加への道がいつになったら、当たり前の社会になっていくのかを
    まずはお母さん大学生はその道筋をつけているという自覚からだと思いました。

    • 「女性だから」「おかあさんだから」→『こうであるべき』
      というかつてあった図式がもう通用しない時代になっている気がするんです。
      その中で個々人が自分に合う方法を手探りで必死に進んでいて
      その変化のスピードに社会が追いついていないので
      そこかしこで衝突があるんですよね。
      少し前までは、その葛藤について語っても誰も耳を傾けなかった。
      でも、今は、実際の現場にいる個人が「違うと思う」ということを
      発信することが出来る。
      何となく心の中でもやもやしていたものを
      自分だけじゃなくて、同じように感じる人がいるんだと繋がることが出来る。
      時代の過渡期なので行き過ぎることもあるでしょうが
      積極的に発言していくことは大事だろうなと思います。

  • 皆さんの発信、納得納得です。
    私の子育て真っ最中の頃は、「こうあるべき」ができないと、世間から、落ちこぼれのような目で見られていたし、
    主人からもせめられていて、とにかく取り繕って一生懸命「こうあるべき」でいようとしてたんだなあと
    今思うと思います。頑張ってたなあ私。でも、頑張らなくていいことに一生懸命だったんだなあ。
    だから、ここに書かれてるコメントを、一生懸命「こうあるべき」でいようとして、しんどくなってた頃の自分に届けてあげたいなあと思ったことです。そうしてら、もっと気持ちが楽に子育てできていただろうなあと思います。
    こころさん、発信、ありがとうございます。

    • 高木さん、こちらこそコメントありがとうございます。
      『「こうあるべき」ができないと、世間から、落ちこぼれのような目で見られていたし、
      主人からもせめられていて、とにかく取り繕って一生懸命「こうあるべき」でいようとしてた』
      これには本当に共感します。
      今ならダンナにだって「半分はあんたの責任でしょ」と言えるけれど
      「こうあるべき」じゃなきゃいけない、と思っている時
      一番しんどい時は言えないんですよね。
      思い返して初めて当時の自分の状況や心境が分かるというか。
      そういう話を本当は自分の母親から聞けたら良いのでしょうが
      本当の親子の間ではいろんな感情があってなかなか聞くことが出来ないので
      経験したお母さんたちからいろんなことを聞けるのが
      お母さん大学の良いところですよね♪

  • 初めてのコメント失礼致します。
    LICOさんのブログの抜粋の内容を読んで、大号泣してしまいコメントせずにはいられませんでした(;_;)
    LICOさんのブログは本当に素敵ですね!!
    のぶみさんの詩は心が動かないどころか、良いお母さん像を世の中のお母さんに一方的に押し付けている感じがして腹がたってきましたo(`ω´ )oじゃあお前がそれ全部完璧にやってみろよ!!!ってのぶみさんに言いたいですね(>_<)

    • コメントありがとうございます♪
      私もLICOさんのブログは何度読んでも号泣です。
      体験した中から出てくる想いが
      きらきらあふれているのが分かるんです。
      内容は似ていても感じるものが全然違うのが面白いところです。

  • あぁ今日の私はまさに
    お母さんだから…お母さんなのに
    で縛られた日でした。
    誰がそうしろって言ったの?って声が聞こえてきますが、お母さんだから睡眠時間は短く、学費のために節約せよ、家族の笑顔と健康を守るべし…夕方にはこのせいで息がつまり、家から飛び出したかったです。あぁ自分がかけた呪いから逃れたい!

    しかしLICOさんの文、泣けますね。呪われた自分もなんか可愛いなと思えました。これから子供抱きしめて寝ます。狭いけど。
    八木橋さんの詩もいいなぁ〜。もう一回読んで寝よう。
    皆さんのオリジナルの「お母さんだけど詩」読んでみたいな。

    ありがとうございました!

    • 「自分がかけた呪い」
      そうですよね、自分の中にも「おかあさんだから」が染みついているんですよね。
      誰もそうしろとは言ってない、でもやらなくちゃ。
      お母さんになるといくら時間があっても足りなくて
      必然的に自分の時間(もちろん睡眠時間も)を削るしかない。
      先日読んだ記事に
      どんなツワモノでも人間にとって「眠らない」ということが
      一番のダメージになると書いてありました。
      お母さんに疲れた日は、子どもを抱きしめて寝る。
      最高ですね!
      家の中が多少荒れたって、食事のバランスが悪くたって
      明日か明後日、いや1週間後でもなんとかすればいいと私は思うのです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    八木橋 真心

    日本文化をこよなく愛する2児の母。 川柳創作3か月で全国紙デビュー。以降、毎月自身の川柳コラム掲載中。 笑いあり涙ありの子育てを川柳を交えながら、ブログ、FaceBook、Instagramで発信中。