布団の中で

人肌恋しい秋の夜
羽毛布団に衣替え

母の布団は大入り満員
子どもたちが夜中に潜り込んで
足も伸ばせない

夏の間
冷たいところを探して
散り散りだった子どもたち

秋になったら
母の布団に集まって
ぎゅうぎゅうぬくぬく

母の体にみんな
足を捻じ込むもんだから
布団の中でおしくらまんじゅう
ぎゅうぎゅうぬくぬく

子どもたちと寝落ちして
たっぷり寝たはず…

なのに
身体のあちこちが痛くて
夜中の授乳も相まって
毎朝、身体がガチガチで

でもね、
きっとこれが母の幸せ

足が伸ばせて
ゆっくり寝られた日

きっと私は
嬉しさと共に
切なくなるのだろう

この幸せな時間を思い出して

秋の布団の中の
おしくらまんじゅう