子育て川柳「運動会」

「運動会 撮ったつもりが 他人の子」

 

『自分の子供ならどんな人混みの中でも見つけられる!』

という

親の自信を叩き潰すのが

小学校の運動会

 

幼稚園はまだいい

人数が少ないし

動きもゆっくりで

1人1人アナウンスで紹介したりして

保護者サービス満載だから

自分の子を見逃すことなんてない

 

そんなお気楽感覚で臨んだ小学校の運動会

1学年120名の児童が

駆け足で高速移動した日には

自分の子供がどれだかさっぱりわからない

 

三つ編みのおさげという

唯一の情報をもとに探したって

おさげの子なんて

クラスに何人もいるわけで

やっと見つけたころには

目の前を通り過ぎた後

 

写真を撮ろうと

カメラを構えたまま探すのは

もっと難易度が上がる

 

50メートル走なんて

がんがんの直射日光にさらされてまで

場所取りして頑張ったのに

後で確認したら

違う子を撮っているという失態ぶり

 

自分の子を見つけられないなんて

どこの親も思っていなかったようで

グラウンドの至る所で

「あれ?うちの子どこ?」

「やだー、もう行っちゃった。」

という声がする

 

 

ほんとうだ

行っちゃった

 

ABOUTこの記事をかいた人

八木橋 真心

日本文化をこよなく愛する2児の母。 川柳創作3か月で全国紙デビュー。以降、毎月自身の川柳コラム掲載中。 笑いあり涙ありの子育てを川柳を交えながら、ブログ、FaceBook、Instagramで発信中。