大阪版MJレポート/「親子の日」に「親子」を考える

MJ が行く!Vol.8編集長レポート
「親子の日」に「親子」を考える

17 回目の開催となる「親子の日」スーパーフォトセッション2019。今年は7 月28 日が「親子の日」。
この日、東京・渋谷のスタジオで100 組の親子の撮影が行われました。私は、取材という口実、いえ、
名目で参加。だったら、大阪版にふさわしい取材記事をと、あることを企んだのでした。
(大阪版編集長・宇賀佐智子)

「親子の日」とは
米国人写真家ブルース・オズボーンさんが
「年に一度、親と子がともに向かい合う日があったっていい。
その日を通じて、すべての親子の絆が強められたら素晴らしい」と提唱し、
2003年、7月の第4日曜日を「親子の日」と制定。
その後、親子の日普及推進委員会を発足、さまざまな企画を実施するなど、
普及活動をしています。
英語圏では「個」という存在なのに対し、日本語では
「親子」という一つのユニットとして認識されています。
その文化や背景に興味を持ったブルースさんは
「親子を撮ることは日本を知ること」という思いで撮り続けたといいます。
親子という言葉は、日本語にしかない。
それが、オズボーンさんの「親子の日」の企画につながったのです。
「子育ては未来づくりであり、最も大切な社会事業です。
これからも愛がいっぱいに詰まった親子写真とともに、
日本中、世界中に、一緒に『親子とは何か』を伝えていきましょう!」という
ブルースさんの言葉が心に響きます。

東京で開かれた撮影会
スタジオに入ると、高い天井に明るい照明、日常ではない空間にたくさんの人。
小さいお子さんがいる親子の撮影に立ち合いました。
ポーズを無理強いするのではなく、子どもがハイハイをしたら、
それに大人が合わせるようにして撮るなど、家族が緊張しないように、
自然な撮影の空間がありました。
一日で100組の撮影をするなんてどれほどエネルギーがいるのでしょう。
カメラを向けられると、あっという間にファインダーの中に引き込まれる感覚。
あぐらをかいて床に座り込み、ずっと撮り続けるブルースさんが
時折ニカッ!とする笑顔に、モデルの親子たちの心が和みます。
この撮影風景そのものも、家族の愛に包まれているようでした。
それぞれの親子が醸し出す家族への思いやりや絆がスタジオに充満し、
心地よかったです。

親子の日×お母さん業界新聞
 ブルースさん、そしてパートナーであり、「親子の日」のプロデュサーでもある
井上佳子さんが「お母さん業界新聞」の活動に共感。
2014年からは「お母さん業界新聞全国版」の表紙に親子の写真を掲載、
親子の素晴らしさを伝えています。
またウェブでは「親子の日」「お母さん業界新聞」の両サイトにて、
これまでの記事を見ることができます。
さらにうれしいことには、先月「お母さん業界新聞」が、「月間親子の日賞」を受賞。
7月30日に開催された乾杯パーティーの場で、ブルース・オズボーン夫妻から
藤本裕子(全国版編集長)が、表彰状を受け取りました。
藤本は「これからも、親子の日のメッセージナビゲーター『親子大使』として、
親子の日の普及活動に応援協力していきたい」と話しました。

MJの特権を生かして
以前、ブルースさんがトークショーで「大人の親子も撮っていきたい」と
話していたことを、「私のことだ」とキャッチした私。
こんなに素晴らしい企画、取材しなければと企画を提案。
ついでにちゃっかり「親子の日」撮影会に申し込んだのです。
取材が先か、撮影が先かはご想像にお任せするとして。
わが家は子どもたち2人が社会人となり、息子は家を出て
大阪を離れて暮らしています。
そんな中、まもなく夫が60歳の誕生日を迎えます。
よしこれは、夫のお祝いと家族の記念と一石二鳥になる!と子どもたちに相談。
「ええやん。こんな機会ないし。お父さんのお祝いにしよ」と
あっさりOKが出たため、勇気を出して応募。
夫にバレないよう打ち合わせは抜け目なく、
当日は娘が「東京・渋谷にインスタで人気の写真家さんの個展があるらしい。
行きたいねん」と、誘い出して現地へ。
通りに面したところに「親子の日」ののぼりがあって、一同ドキッ!
入口を通ると笑顔のスタッフさんたちが「こんにちは〜! 撮影ですね? 受付はコチラです」と
案内され、キョロキョロしだした夫を無視して手続きを進める3人。
「聞いてないでぇ〜!」と叫ぶ声も、周りのにぎやかさで気になりません。

改めて「家族」を考えた
撮影中はあれこれアドバイスを受け、手をつないだり
肩を組んだりジャンプしたり。
両手を伸ばしてスタジオいっぱいに広がったあとぐぃ〜ん!と走って集まったり。
とがんばったところで、撮られることに不慣れなため、
笑顔がぎこちない私たち。
「恥ずかしいけど、なんかもう、ど〜にでもなれ〜!」
と諦めたらOKが出ました。
これまでの子育て、必ずしもうまくいったことばかりではなかったけれど、
こうして今の笑顔が見られるのは、家族みんなで助け合って歩んできたからだなぁ。
「子どもら、大きくなったな」としみじみ夫。
成功も失敗も後悔も、何もかもが家族の栄養になってきたのだと、
「親子の日」のおかげで気づけました。

皆さんも「親子写真」を!
今回の撮影、いや取材を通じて、子育てにも家族づくりにもゴールはないけれど、
一つの道しるべに出会った気がします。
小さい子どもがいる家庭はこれからの勇気として、
子どもが大きくなった家庭は子どもの成長とともに親もがんばってきた証として、
「親子の日」を記念にできるのではないでしょうか。
皆さんも家族の絆を感じに、来年の「親子の日」撮影会に参加してみませんか?

(大阪版VOL.19 2019年9月号)
大阪版

ABOUTこの記事をかいた人

宇賀佐智子

大阪の宇賀佐智子です。26歳長男・23歳長女の母。大阪エリア版を2018年春に創刊しました!子育てが楽しくなる大阪、誰もが子どもたちの未来を考える大阪、美味しい楽しい大阪を目指します♪