鉛筆に「ありがとう」と言う小学3年生

昔の人は「モノにも命がある」と言ったもの。

モノにあふれ、百円で何でも買えてしまう今は、
モノを大切に、とおしえるのも大変だろう。

そんな折、
お母さん記者である近藤美和子さんの記事に目が留まった。

「ありがとうございました」

我が家では、極限まで使い切った物を、そう言いながら捨てることにしている。

先日、長男(小3)が学校で使っていた鉛筆を出してきた。
最近ずっと筆箱は学校に置いていて、
筆箱の中身がどうなっているのか、私は全く知らなかった。
「もう使える鉛筆がない」と言って、久々に筆箱を持って帰った息子。

「これ、もう捨てていい?」と私に見せた鉛筆。

「えーー!!!ここまで使いよったん!!??」と、母ビックリ!!

キャップをしたとしても、持てるんかいな~と思うぐらい短くなった鉛筆。
「うん。これは、もういいんじゃないかな。新しいの削って持って行ったら?」と言った。

すると、長男はゴミ箱に行き、
「ありがとうございました」と言いながら、今まで使った鉛筆に感謝の気持ちでお別れした。

着られなくなった服。靴。
使わなくなったおもちゃ。日用品。
捨てるときには、「ありがとうございました」と、みんなで言いながら捨てる。
愛着があるものは、捨てづらいけどね。

学校の様子を知る機会がなくなってきた今、
この鉛筆が、息子の学校でのがんばりをおしえてくれた気がして、
何だかうれしく、愛しくなり、私も鉛筆さんに感謝の気持ちでお別れしました。

そして、こんなに短くなるまで使い切った息子にも拍手。
(写真は、名残惜しかったので、捨てる前に新品の物と比較して撮りました。

 

鉛筆を大切にする息子を知り、その喜びを綴った記事だが、
近藤家の「ありがとう」と言って捨てる(お別れする)習慣が素晴らしい。

 

鉛筆の絵本

そんな記事を読んでいて、
谷川俊太郎さんの『いっぽんの鉛筆のむこうに』 (たくさんのふしぎ傑作集)
福音館書店刊という絵本を思い出した。

鉛筆ができる過程と、それに携わる
スリランカ、アメリカ、メキシコ、日本など各国の人々の
仕事と生活、想いが物語になっている絵本。
読後は、一本の鉛筆がたまらなく愛おしく感じられる不思議な一冊だ。

 

禿びた鉛筆

禿びた(ちびた)鉛筆を使わなくなった今、
読み方はもちろん「禿びる」の意味を知らない人が増えている。

かつて「禿びた鉛筆」に必ず付けて使っていたのが「鉛筆キャップ」。

さらに、その高級形として愛用していたのが「鉛筆ホルダー」で、
今も商品として在るのはうれしい限り。

 

想いをつなげる鉛筆削り

著しく進化を遂げる文具業界にあって、心ある商品として注目されている
禿びた鉛筆をつないで使う便利でエコな文房具
「つなぐえんぴつ削り TSUNAGO」(中島重久堂)
マニアックながら、なかなかの優れもの。

「日本人の『もったいない精神』を形にした鉛筆削り。
短くなった鉛筆を捨てることなく、最後の最後まで使い切ってほしい」と開発者。

キャップや鉛筆ホルダーを使っても残ってしまう最後の数センチも
TSUNAGOで継ぎ足していけば完全に使い切ることができる。

今年のXmas、近藤さんの息子くんに、サンタさん届けてくれるといいな。

8 件のコメント

  • 青柳さん。こんな素敵なレポートにしてくださり、ありがとうございます!
    嬉しいです♪

    昨晩書いて、今日一日出かけて帰宅してパソコン開いてみたら、
    こんな大きなレポートになってて、ビックリしました!!

    この文房具、長男にはピッタリですね♪
    ありがとうございます♪

    そんな本部の優しさにこんなことを言っていいのかと思うのですが・・・
    元々の記事って、そのままで(昨晩の状態で)もうアップはできないでしょうか??

    昨晩、藤本さん・みっこさん・聖子ちゃんがくださったコメントがとっても嬉しくて、
    それを取っておきたい&返信を返したい!と思っていたのですが、
    今、見るとコメントが削除で無くなっていたので(ダッシュボードでは見れるのですが)
    昨晩の投稿の状態で、どこかにそのまま残しておきたいなーという私の勝手な要望です(汗)

    無理でしょうか??
    すみません。

  • 近藤さん、喜んでいただけてありがとうございます。
    とてもいい記事だったし、ほんとに素敵な習慣だと思ったので
    お勝手発信させていただきました。
    もともとの記事は、画像の縦横を変えさせていただきましたが、
    さわっていませんので、残っていますよ。
    http://www.okaasan.net/hahagokoro/%e3%81%82%e3%82%8a%e3%81%8c%e3%81%a8%e3%81%86%e3%81%94%e3%81%96%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/
    MJレポートにする際、表記の統一だけ一部さわらせていただいています。
    ご確認ください。

  • 青柳さん。見方がわかりました!!
    さっきは探しても、自分の元の投稿がなかったので、お尋ねさせて頂きました。

    こんなにひとつの記事から膨らませて頂き、考えさせられますね。
    紹介されてあった本も図書館で探してみたいと思います。

    先ほど、フェイスブックでもシェアさせて頂きました♪
    ありがとうございました!!

  • うちの小3女子も削れるところまで使うので
    みじかーい鉛筆がたくさんあります。
    普段は先生ご指定の、記事にもある
    昔ながらのアルミっぽいキャップを愛用中。
    それにしても繋げて使う発想はすごいですね。
    娘に紹介してみます。
    あと、さよならの仕方も参考にさせてもらいます!

  • 皆さんのコメントを読み、安心しました。
    今も禿びた鉛筆を使っている小学生も多いのですね。
    「キャップ」は、自身が子どものころは「サック」といっていて
    そんなにかわいいものはなかった気がしますが
    今はかわいいものも多いのですね。
    そんなことから勉強や学校が楽しくなるのかもしれませんね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    編集部 青柳 真美

    お母さん大学事務局兼編集部。お母さん業界新聞副編集長。みそまる普及委員会代表。みそソムリエ。宅地建物取引主任者。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。おっと、忘れちゃいけない大事な仕事が、藤本学長のツーヤクとカイゴ。家族と仕事以外に、私の人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/食後のコーヒー。息子1人(26歳)。