「お風呂」心ほどける

疲れていた。

だから、イライラした。

いい加減にして!

言うことを聞いてよ!

こんな毎日いつまで続く?

同じことを毎日毎日

何度も何度も言わせないでよ!

 

「お風呂入るよ〜」

 

声をかけてもこどもたちは

すぐに来ない。

はぁー…もう1人で先にお風呂へ行こう。

 

メイクを落とした。

シャワーを浴び始めた。

バタバタバタ…

急に脱衣所が騒がしい。

にぃにが、妹の服を脱がすのを手伝って

二人がドカドカ入ってきた。

子どもたちの入浴を手伝う。

さっきまでガミガミしていたママを前に

子どもたちはちょっと

私の機嫌をうかがっている。

その雰囲気を感じる。

はぁ。こんなつもりじゃなかった…。

 

身体があたたまると

かたくなっていた心が

ほどけてきた。

 

子どもたちとお風呂に入っている。

お風呂のおもちゃで遊びながら

あったかーいと子どもたちは

湯船に浸かっている。

それを一緒に入りながら

見守っている。

私。

 

 

自然に口から言葉がこぼれる。

「ママさー、

たっくんはママの言うこと聞かないしさー

たーたんはずっと

やだ!やだ!って言うしさー

もういいよ。知らない!って

物凄くイライラしてさー

怒っちゃうんだー

けど

やーーっぱりママ

たっくんとたーたんのことが

だぁーい好きなんだよなぁぁ〜!!!」

 

息子が、ニカッと笑う。

「…オレもだぞ♡」

 

さぁ。

そろそろあがろうか。

そして皆で着替えよう!

パジャマ着てお片付けして

皆でゆっくり寝ようじゃないか〜。

ABOUTこの記事をかいた人

花島由香理

静岡支局「Rainbowふじえだ版」元編集長。神奈川県出身、元保育士。9歳男子・5歳女子のmama。