お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ゆっくりだと、よく分かる。

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4歳の息子。

順番を説明するのが大好き。 

これはこうだからね、つぎはこうなるの
順を追って話してくれるので、
一緒にいると、なんだかいつも安心します。
急いでいるときは、ゆっくり聴いていられないのだけど、。

今朝の出来事。

幼稚園バスに乗るために、身支度を整えて、さあ、出発!
というちょうどその時、
家の前にクロネコヤマトのトラックが止まる。

「トラックが止まったよ」
と、教えてくれる息子。

「え??今、配達?」
正直、受け取り作業をしていたら、バスに遅れちゃう、やだなぁ。
と内心思いながら、
「さぁ。急ごう」
と、家を飛び出す私。

配達のおじさんが、他の家に荷物を届けていくのを横目に見ながら、
「うちじゃなくてよかったね」
と、後ろを振り返りながら、息子に話しかける私。

「だって、今、急いでいるもんね」
と、ゆっくり歩きながら、笑顔でお返事してくれる息子。

おっ、状況分かってるんだ、と、感心しつつも、
急ぐ様子がない息子に、笑ってしまう。

「バスのエンジンの音が今聞こえたよ。走らなきゃ」
と、ようやく走り出してくれる息子。

そうか、
人間って、
まずは気づいてから、行動するんだな。

私が普段、もう無意識にやっている情報処理を 
教えてくれて、ありがとう。

2件のコメント

そう、わが子がいろんなこと、教えてくれますね。

でも、それを見ているお母さんも偉い。

忙しい日々、大切なことを見失いがちですが、こうして、

わが子に寄り添っていると、人生が豊かになりますね。

子どもって、見てないようでしっかり見ていたり。
大人とは違うところを見ていたり(笑)
ときどき、子どもと同じものが見えたらいいのになーと思う。
すてきな記事を、ありがとうございます(^^)

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ABOUT US
西村千晶
愛知県岡崎市在住(在住歴4年) 5歳、7歳の男児の母。 自然科学研究機構 基礎生物学研究所で技術支援員として勤務。 子供と絵本を読んだり、植物のお世話をしたり、ピアノを弾いたり、自分がほっとできる事が見つかってきた今日この頃。