お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

本当の「産前産後うつ」って何? 産前・産後うつプロジェクト勉強会vol1 産後鬱には「想像力と共感力」

産後鬱の勉強会を開催しました!

8月24日(金)午後、
久留米の子育て交流プラザくるるんにて

本当の「産前産後うつ」って何?と題して、
産前・産後うつの勉強会を開催いたしました。

参加してくれたのは産後鬱のお母さんたちの力になりたい、地域で何かできたらと思いのある方20名。
エリアは佐世保から福岡、筑前とかなり遠方からお越しいただいた方もたくさんでした。
中には久留米市の行政の方や議員さん、企業の方も。

今回は産前産後鬱経験者の大坪香織さんに
自身の壮絶な体験を語っていただきました。

かおりさんの話から

かおりさんの細かい体験は割愛させていただきますが、

「夫と専門家のサポート+友人や同僚のサポート」がどれだけ救ってくれたか。

○友人たちが交代でランチにつきあってくれたこと
→暇な時間ができると、マイナスな気持ちになってしまう。
死んでしまいたいと思ってしまうので、日替わりで友人たちがランチに付き合ってくれた。
そのことがどれだけ命をつないでくれたか。

○仕事先も理解があったこと

○差し入れをもらったり、

○いつもと変わらない接し方をしてくれたこと

どれも欠かせないサポート。

そして何よりも何よりも接するときに大事なことは
「想像力と共感力」が大切だと話してくれました!

そもそもなぜこのプロジェクトをスタートしたのか?

お母さん大学の活動をしていく中で、
つながりができたこと、いつでもあずかってもらえる環境があるという安心感ができたことで
元気になったという声をたくさん耳にしています。

・つながりがとても大切なこと
・水面下にたくさん悩んでいる、苦しんでいるお母さんがいるけれど、
産後鬱という自覚症状がない方も多いこと
・かおりさんのケースは一例で一人ひとり違うこと

このことから

私たちにできることは「仲間作り」「つながりづくり」

やってみようと産前・産後鬱の当事者のお母さんたちが話ができる場作りをしようと思い立ちました!

でも、私たちだけではすべての届けたいお母さん、
つながりたいお母さんにはつながれないため、

この会場に来てくれている皆さんとつながり、知恵を出し合い
大きな樹になりたいと話しをさせていただきました。

参加してくれた方より

○当事者の話を聞けたこと、筑後でネットワークが広がっているのを知れたことが学びだった。
私にもお手伝いできることがあると思うので考えていきたい。

○産後うつのお母さんの気持ちは想像を超えたものでした。
サポーターとして想像力と共感力が大事 言葉に出さなくても受け止めて
信頼おけるかんけいを作ることが大切だと伝えていただき、すごく心に響きました。
もっと学びたいと思いました。

○産後うつは一人一人状態も対応も違うということを改めて感じました。
だからこそ難しい問題だといろんな人のアイデアがいる。
同じ思いの方がたくさんいると心強く感じました。

お忙しい中、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!!!!

毎月、うつうつお母ちゃんの座談会を開催しています!!

お友だちにぜひお知らせください!

2件のコメント

池田さん

大事なプロジェクトなので、じっくり、丁寧に、伝えてください。

できれば、サイトでも、少しずつ、事例などを発信していけるといいですね。

プライベートな部分もあるので、可能な限り。

そして、だから、お母さん大学としてできることを、みんなで考えていきましょう。

産後うつ経験はお母さん大学生の中でひょっとしたら私が第1号だったかもな・・・と
思いながら時代の変遷を感じています。
一人ひとりの状況によって違うということは実感しています。
眠れない、ボーとする、別世界に放り込まれた気分になる・・・で地獄の苦しみを感じるのは
恐らく共通かもしれないなとも思いながら読ませていただきました。
救いを求めて誰かを求める気持ちになりますから、そこの部分に変なものが入り込む危険があるわけです。
私は人間理解を一生かけて学ぶ旅がその時から始まったと思っています。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ