かわいくてたまらない

娘８歳。私と1日違いの誕生日で生まれてきた。

正確に言うと、私の誕生日に産気づいて、翌日を自分の誕生日と選んで生まれてきた。

たまたま？運命ってあるのかな？私のところに来てくれたのかな？

ぎゅーっとすると、んまぁ、かわいい。張り詰めていたものがフワッと溶ける。親バカ万歳。

一緒に洋服を選ぶのも楽しい。クッキー作りを見守るのもうれしい。

突然、余った布でハンカチを作る！と言って、チクチク仕事を始めたかと思いきや、一面で飽きて、「また今度やるね！」と、外に遊びに行くのもかわいい。

「片付けてから行きなさーーい！」って腹も立つけど。

なんだろう？二人目の余裕？それとも11歳の息子が私を育ててくれ、修行させてくれる大物くんだから？

娘を見ていると、自分の幼い頃と重なる時がある。幼い頃、お母さんを独占してこういう時間を過ごしたかったんだよなぁっていうのを娘としている気がする。

「おかえり」って娘の帰宅時間に言えること。一緒におやつを食べること。二人でゆっくり買い物に行くこと。手を繋ぐと無条件に幸せをくれること。こんな喜びってある？

一人目の大物くんも、かわいくて特別だけども、いつも壁を避けられずに一緒にぶつかり、不器用に進んできたな（笑）だからストーリーもいっぱい、大切な気持ちもいっぱい。

小さい頃の写真を見ては、あぁかわいい！と、今ならもっともっとシンプルにかわいさを味わえる気がしてくる。あの時間、超特急で過ぎていってしまったな。きっとこれからも子どもたちが大きくなればなるほど、そういう風に感じるのかもしれないな。理想と現実、色々あるけれど、なるべくならば、あまり疲れず、感情に振り回されず、一瞬一瞬を楽しめる母でいたいなぁ。

この子たちが幸せになりますように! 行き着く気持ちはこれしかないっ。