お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

絵本を通して親子を笑顔に えほん箱

『11ぴきのねこ』

作:馬場のぼる こぐま社

 3歳の娘と町の本屋で1冊ずつ好きな本を選んで買うことに。娘が選んだこの絵本を、暑い中店先のベンチで読んだのも思い出です。ちょっとずるいけれど、どこか間が抜けているねこたちの冒険物語。あっと驚く結末にすっかり心を掴まれ、他のシリーズも楽しんでいます。思わず突っ込みたくなるおちゃめなねこたちがかわいくて、娘より私のほうがどハマりしています。(半田遥)

 

『いつもいっしょに』

作:こんのひとみ 絵:いもとようこ
金の星社

 28歳の息子は発語のないタイプの自閉症。遅れが目立ち始めた2、3歳頃は、不安と焦りで辛くあたってしまうこともありました。どうしてしゃべってくれないの?答えが出ず、私の関わり方のせいかと自分を責めた苦しさ。「一緒に居てくれるだけでいい。あなたはあなたのままでいい」と、大切なことを思い出させてくれます。苛立つことさえ愛おしい時間でした。         (藤尾さおり)

『ちょっとだけ』

作:瀧村有子 絵:鈴木永子
福音館書店

 3歳差の姉妹が保育園に通っていた時、園で見かけ、絵のタッチが好きで手に取りました。赤ちゃんのお世話で手一杯のお母さんを見て、なっちゃんはいつもママがしてくれていたことを、自分でちょっとだけできるようになっていきます。いじらしい姿がちょっと切なく、長女とも重なりました。お姉ちゃんの気持ちを心に留めておこうと、手元に置いています。    (戸﨑朋子)