2人の絆が深まる時。

娘がコロナ陽性になった。

39℃超えのフラフラした食欲ない娘を目の当たりにすると、色々な感情が溢れてくる。

不安。心配。怒り。モヤモヤ。申し訳なさ。悲しい。悔しい。情けなさ。

親として娘のそばにはいるが、

恥ずかしながら、看護師のわたしは仕事のことをすぐ考えてしまう…

感染対策バッチリで娘にセルフで色々任せっぱなし、、看病とは言えないが、わたしも陽性になる訳にはいかない。

職場に連絡し、自宅待機の指示が出た。

保健所からの連絡を待ちながら、色々なところにTEL。

薬局、小学校、学童、友人たち、習い事、家族。

夜勤明けでほぼ眠っていない私の頭の中はパンクしそうになる。

内科受診では車内で待たされ、、、

呼ばれた結果がまさかのコロナ陽性。

こんなに祈ったのに。願ったのに。コロナじゃありませんように、って。

帰りの車内では、ハンドルを叩きながら嗚咽。泣きじゃくる私。。情けなさー。

25日から東京からパパが来ていっぱい楽しむ予定だったのにね。

夏休みラストいっぱい楽しもうね、って言いあってたのにね。

とにかく娘が不憫だ。

娘を抱きしめることが出来ない今、

少し前、娘が甘えてきたときに、自分自身の仕事の疲れとか、ただ自分が楽したい、それだけで、「もうママ、きついけん無理だ。。」ってそっぽ向いて寝てしまったことを思い出す。

なんちゅーことしてしまってたんやろ。

後悔しても遅い。

きっとこの10日間は、神さまからのプレゼント。

どこかに遊びに行くではなく、

ただ2人の絆を深める時。

段々と解熱し、元気になってきたみゆうちゃん。

まだまだ目は離せないが、

少しだけ安心している。

食欲も少しずつ戻ってきた様子。

すぐ隣の部屋に隔離されている娘と、ドア越しに会話している。

いまもすぐ横のリビングでわたしは横になっている。

近くにいるのに顔が見えないのは何か不思議だ。

信頼。これに尽きるのかもしれない。

娘がセルフで行うことを信頼しきっているのだろうか？

夜勤明けのながい、ながい、ながーい1日が終わった。

明日からは必ずお互いにとって意味ある10日間になるはず。

自宅にいながら出来ること、増やそう、考えよう。

わたしとあなたなら出来る。

自分を信じ、娘を心から信頼しながら。