一輪車に続き、今日は「こども寄席」でした。
先月から始まった3回の練習会の後、迎えた本番。
娘は去年も参加していたため、会の様子は想像がつきましたがそれでも緊張の一日です。
9時半までには子どもたちは集合。開演は11時と本番までの時間はあるのですが
実家の父が送ってくれる車に乗るため、私も9時15分には自宅を出ることに。
とにかく朝の出発までが大仕事です。
小学生総勢18名が参加する賑やかな舞台です。
「寿限無」を言いながら体を動かす「寿限無体操」でウォーミングアップ姿を見せてくれます。
講師の先生が会のはじめに
「これまで練習を重ねてきましたが、みんなの元気さには驚かされました。1時間半の練習の間に休憩をとるけれど、休憩時間がとにかく元気。大人は休むのが普通。子どもたちは、かくれんぼをしたり鬼ごっこをしたり。休憩の意味を自分だけが間違えているのかとAI検索しちゃったくらいです」
と話してくれました。
その後、順番に小噺や古典落語を披露します。
娘は4番目に登場。
「お母さんのおなら」という小噺を発表しました。
元気よく舞台に上がったのは良かったのですが、緊張したのか途中、少し話が途切れ途切れに。
「おなら」というキーワードに会場からは笑いがおきますが、娘の緊張がこちらに伝わり
私は笑うことができませんでした。
細かい台詞まわしを飛ばしてしまった娘。最後は自分の言葉でストーリーを伝え、舞台を後にしました。
後半は6年生が登場するのですが、堂々とした口調で落語を自分のものにしている感じでした。
小学生向けのイベントなので「楽しかったから、中学生向けにもやってください」と感想を伝えている姿も立派でした。
終了後、先生とお話する機会がありました。
私:「娘はすごく緊張していたようなのですが」先生:「大人でも舞台に上がったら緊張しますよ~」私:「そうですよね。今回は「もう覚えた」といってあまり自宅で練習する姿を見られなかったんです。」先生:「そうだったんですね。しっかり覚えてましたし、まさか「おなら」という小噺をのんちゃんが選ぶと思わなくて、そのギャップも面白かったですよ!よく頑張りました!!」
帰宅後、改めて娘にどうしてこの小噺を選んだか聞いてみると
「かーちゃんがおもしろいって言ったから」とのこと。私の言葉をきちんと聞き取ってくれていることに驚きました。
改めて親が子に与える言葉の重みにも気づかされた一日です。
まずは、連日の晴れ舞台をやりきった娘に「頑張ったね、素敵だったよ!ありがとう!!」を伝えることにします。
来年も彼女が「落語やるっ!」という声を聴かせてくれるか、楽しみです。































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