1歳1か月になる息子の愛称は「まーくん」である。本名は昭和のおじさんのような名前なので、今の可愛らしい時期には「まーくん」でちょうど合っていると思っている。
しかし、夫はなぜが「ごん太」と呼ぶ。
時々「ごんち」とも呼ぶ。いや、本名一文字も入ってませんから!と毎回ツッコみたくなる。夫は、毎日「ごん太~♪」と愛情込めて呼んでいるが息子はまったく反応しない。
ただ、この「ごん太」という愛称も初対面の方に(冗談で)「ごん太です。」と紹介すると驚かれるがすぐに覚えてもらえるので、悪くはないのか?とも思う。
なにはともあれ、「まーくん」でも「ごん太」でもその子の名前は特別なものである。
私は親になって子の名前をつけることがこんなに大変なことだとは知らなかった。自分自身も自分の名前の響きも意味も好きだからこそ、自分の子どもの名前も悩んだ。
悩んで、悩んで、決めたからこそ、親にとっては特別である。
地域の子育て支援センターにいらっしゃる笑顔とトークが素敵なモトムラ先生(わらべ歌の伝道師で絵本マイスターの先生は有名だから、きっと名前を出しても大丈夫なはず。モトムラ先生見てますか~♪)がそのセンター勤務が最終日という日にお別れの言葉として私たち母親に話した言葉が印象的だった。
『育児書を読めば色々と子育てのことを書いてあるけど…私が一番大切だと思うのはね、“その子の名前をたくさん呼んであげること”だと思うの』と、最後に参加者の子ども、そして大人の名前を呼びながら歌を歌ってくれた。じ~んときました。どんな教育メゾットよりもシンプルで美しい愛情の形である。
生涯の中で苗字は変わっても、名前は変わらない。一生自分のものである。
だから息子の名前も娘の名前ももっと呼んでいこうと思う。
ご縁あって知り合うことができた方にも下の名前を聞いてみよう。
名前を呼ぶことで愛をもっとシンプルに伝えていきたい。


NHK Eテレの番組「できるかな」のキャラクターだった、ゴン太くんを思い出しました。
私、上司から、似てるからという理由で、「ゴン太くん」と呼ばれていたので、
上野さんのお子さんに親近感♡
名前をたくさん呼んであげる、ほんと大切なことですね。
叱る時は、名前を呼ばない、と聞いたこと、そういえばあります。