お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

子どもたちのよろこぶ顔が見たいから

コロナ禍でさまざまな業種の方々が大変な思いをしている。
沖縄を除く9都道府県の緊急事態宣言は本日解除の決定がなされると報道されている。

身近なところでは、
毎年行われていた町内会の祭りなど、昨年はことごとく中止。
今年も行われないところがほとんどであろう。
準備や運営に携わる役員会など、お母さんたちにとっては大変なこともあるのだが、
でも、今年も子どもたちは、あの賑わいを味わえないのかと思うと胸が痛む。

横浜市中区にある玩具問屋 佐野屋本店。

先日、こちらの店主 佐野文昭さんは、4トントラック1台分のおもちゃを仕入れた。
昨年使われるはずだったおもちゃたち。
売れずに困っている業者から一挙に引き受けた。

(先代の肖像画と佐野さん)

「祭りがなくなり、子どもたちの楽しみが今年もないかと思うととても残念。
少しでも、子どもたちが笑顔になったらいいなと思って用意した。
中にはフリマサイトなどに転売目的で訪れる客もいるが、その人たちには売らない。
ぜひ、子ども会や地域の活動、幼稚園などで活用してもらえれば」

と話す。

そうしている間にも噂を聞きつけ、店を訪れたお客さんも。
地域の交流に使えないか検討するとのことだ。

通常の問屋価格からさらに半額程度割引いての販売。
中には、昨年のものなので電池が切れてしまったりなどもあるので、そこは承知の上で購入を。
何より子どもたちがよろこぶ姿が目に浮かぶ。
在庫限りなので、早めのお問い合わせを。

玩具問屋
佐野屋本店
https://www.sanoya-h.com/?cat=4
横浜市中区日ノ出町2-152
TEL 045-231-4185

小さな頃の記憶に、太鼓の音や、夏休みの夜の特別感、
日本の伝統のようなものを少しでも刻んであげたいと思うのは、私もそうして暮らしてきたからだろうか。
来年はきっと。
そう信じて、みんなで乗り越えたい。

3件のコメント

コロナ禍でいろんな思いを知ることが出来たなと感じます。
2歳の次男はお祭りも花火も味わえていないと気付きました。
最近いろんなことに興味があり、見たものや経験したことをスポンジのように吸収しているのに、味合わせてあげられてないな…と。
おうち時間が増えて慣れてきてしまい、楽しもう!の気持ちちょっと薄れてしまっていました!
問屋さんで個別に何個かずつ買えるのかな?
おうちでお祭りごっこ、やってあげようかな!って思います。
いつかお祭りに連れて行った時、あ!これおうちでやったよね!ってプラスの思い出になるように!

岸さん、本当にね、知らずに大きくなっても、それはそれで何も悪いことないのですが、
知っているものからしたら、伝えておきたい気持ちはありますね。
余計なお世話なのかなぁ。
問屋さんなので、ある程度のロット(箱)とかで購入するのだと思います。
近くにあるのかな?
子ども会とかが始まると、こういうお店に行く機会もあるよ!
私は楽しいと思っちゃう。そして、余計なものまで買っちゃう笑
こんなにスーパーボール、どうすんの?ってなったことある笑

うちの次男も、お祭りを知らない。
幼稚園の夏祭りも中止になっちゃった。
地域の盆踊りも中止。
「夜に出かける」「子どもだけで行く」「浴衣着ていく」
などなど、
夏祭りだからこそ味わえる特別感、あるある。
名古屋の問屋さんでも、やはり在庫過多になってて、
「おうち夏祭りセット」なるものを去年販売してたよ。
射的とかヨーヨー釣りとかできるの。
おうちでやるのも楽しいけど、
やはりあの特別感も大事。
夏祭り、また行きたいなあ。

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。