お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

年に一度!?「お母さん」を休む旅行

写真を見て気づく方もいらっしゃるだろうか?

そうです。あの万博に母と行ってきました!しかも、子どもたちは夫に任せて、母と2人旅行です。

2年前に生死を彷徨う病気を患った母が少しづつ体力も回復して「大阪万博に行きたい」と言うので、母との時間も永遠ではないと思い旅行を企画。夫にも2泊3日の自由時間を与えてお互いに親業休業タイムをトレード。

行きの新幹線からホームを間違う親子の珍道中である。

子どもたちには悪いが…大人だけの旅行だと本当に身軽である。そこらへん軽く飛べそうなくらいだ。日頃買わないお菓子もコンビニで買ってから新幹線に乗った。

万博は個人的にはパビリオンが多すぎてどの国がどんな特徴があるのか等情報がごちゃごちゃになってしまった。しかし、「カタール」や「アラブ首長国連邦」など中東の国の共通の特徴を知れたことや「ルワンダ」や「ポーランド」の現地の方から挨拶やお礼の言葉を教えてもらったことなどは今後行く機会があるだろかと考えると貴重な経験になった。私たちは2日間かけて回ったが見きれなかったブースばかりだったから、何度も来たくなる人たちの気持ちはよ~く分かった。

 

道中では、ついつい子連れのお母さんや子どもたちに目がいってしまう。万博の会場で小さなお子さん2人を両手に携え歩くお母さん。途中お子さんがこけてしまうので「だいじょうぶですか?」と声をかける。

帰りの地下鉄では、アジア系の母子グループの方も万博疲れか子どもが床に座っているので席を譲った。「いいですよ~」と言われても笑顔で譲った。椅子に座った女の子はすぐに寝息を立て始めお母さんは優しく頭をなでてあげていた。親の強さや優しさは万国共通である。

様々な子連れ旅行を見せていただき、もう少し大きくなれば我が子たちとも遠出旅行を楽しみたいと思った。

しかし、万博での経験もさることながら、この旅で母は「すこし自信になった。ありがとう。」と言ってくれた。まだまだ、行きたい場所があるらしい。私も小さいころから母子だけでよく海外旅行に連れていってもらった。少しでも恩返しできて嬉しかったし、これからも母の体が動く限り行きたい場所に連れていってあげたい。

最終日は梅田の蔦屋でまったり本を探し、船場ビルで着物を探し、帰りの新幹線まで自分時間を謳歌した。

(↑いつぞやのお母さん業界新聞で紹介されていたような…野口さんの本。よかったです!)

約3日間「お母さん」をお休みして独身気分で旅行できたことは相当なリフレッシュになった。母のために企画した旅行だったが私が一番楽しんでいた。

ぜひみなさんもいかがでしょうか☆