お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

一筋縄ではいかない、最後の運動会

先日、娘の小学校最後の運動会が終わった。

実はこの1ヶ月、なかなかない体験をしていた娘。

まず9月頭に右足首をねんざ(しかも、長靴で鬼ごっこしてこける!!)。

6年にもなって、鬼ごっこでこける?しかも長靴で全速力で走るなんて…とあきれたが、これは1週間くらいで復帰できてほっとした。

9月下旬、学校から帰宅後「膝が痛い」というので「まぁ習い事でも走るのでも足使うし、軽い成長痛かな?」くらいのつもりで、整形外科へ。

そうしたらオスグッド症候群という、成長期になりやすい、膝下の骨が一部剥がれてしまう状態だと診断。
まず2週間運動禁止、最悪の場合は半年から1年運動制限が続く…と。

運動会の練習は?習い事は?いつ復帰できますか?と尋ねる私に「そんなすぐには難しいかもしれない、無理すれば手術が必要になるし、放っておけば大人になって困るかもしれない」と整形の先生。

半年から1年運動制限となれば、最後の運動会はもちろん、習い事の発表会も絶望的。

どうなる?と気持ちは落ち込むばかりだったけど、すぐに「水泳ならきっとできるから、もし運動制限が続くならスイミング再開しようか?」と娘に声をかけた。

娘はたくさん泣いた。
そりゃそうだ。

見た目は大人しいお姉さん風になったが、小さな頃から動くのが大好き。
放課後習い事までのわずかな時間でも鬼ごっこを楽しみ、リレーに選ばれソーラン節を踊れることを1年前から楽しみにしてるくらいの活発な子。

そんな娘になんで。
いや、活発だからなのかもしれないが、タイミングの悪さをうらむ。

リレーは練習を毎回見学しつつ、判断をギリギリまで待ってもらえることになった。

2週間が3週間にのび「とにかく動かない」というのは相当大変だったようだ。
走りたい、踊りたいのにやってはいけないストレスで、家で叫びまくった日もあった。

神様か仏様かわからないけど、娘でなく私の膝下に痛みをうつしてくれないか。そんなことを何度も思った。

そして運動会の週の月曜、なんとか復帰!

痛みは出ても保冷剤でOKという整形の先生(たぶん、最初の半年一年の話は脅すくらいじゃないと動いてしまうからだったのかも)。

ソーラン節もリレーも膝を酷使するので痛みは出たが、本人大丈夫のようで心底ほっとした。

…のもつかの間!!
土曜の早朝4時「お母さん、私熱がある…」と娘。

なんでー!!

幸か不幸か、土曜は雨で延期になった。

せっかくここまできたのに、最後の運動会なのに、出られないなんて…と親は絶望したが、気丈に娘は「熱だとしばらく学校はお休みかなぁ…」とだけ。

いや、熱下げる。なんとかする。

解熱剤を飲むほどの高熱ではない。

母は一か八か、食養生の本にある「玄神」という、玄米を真っ黒に炒ったものを煮出して作るお茶にかけた。

ちなみに、昨年末に試したときは全く効かなかったのだが、もう他にやれることがなかった。

あとはもう神様、仏様、お天道様、誰か助けて!と祈るのみ。

飲んで数時間は下がらなくて「やっぱり効かないのか…」とへこんだけど、夜、なんと平熱に。

お願いだから朝も平熱でありますように。

で、運動会実施当日。
熱はない。
時々頭が痛いけど、熱はない。

本人が1番やりたかったソーラン節だけでもいい。
リレーと徒競走は、先生と相談して無理だったらそれでいい。

幸い、途中雨が降る予報のために、プログラム順が変わり、ソーラン節が出番の最初になった。

何かに後押しされているような気がした。

「行ってきます!」

娘のソーラン節は、かっこよかった。
ちなみにソーラン節の前に踊った曲は今年の大河『豊臣兄弟』のテーマ。
これも娘が好きな曲、こちらもかっこよかったし楽しそうだった。

膝をかばってるのがわかる場面はあったけど、この1ヶ月、そして前日は欠席を覚悟していたことを思えば、本当によくやれてたと思う。

ただでさえ6年、友達みんなも大きくなった姿、最後の運動会。
泣きそうになりながら、見る&ビデオを撮る。

その後のリレーは出なかった。
仕方ない。
仕方ないんだけど、見たかったなと思ってしまうのはどうしたもんか。

私自身は運動苦手で、リレーなんて…というタイプだったので、自分が味わえなかった世界で生き生きと動き回る娘を見るのは面白いし、鼻が高かった。

親バカ・親のエゴと言われるだろうが、やはり娘が元気に活躍する姿を見たい。それを応援するのが楽しい。

親とは欲深い生き物だなと思う。

何はともあれ、気持ちがジェットコースターのような運動会までの1ヶ月はなんとか無事に終わった。

娘がいなければ、知ることも味わうこともなかった悲喜こもごも。

とりあえず、娘も私もお疲れ!

1件のコメント

初めまして、片山と申します。
読みながら涙でした。私に痛みをうつしてくれないか。まさに母ゴコロだなと思いました(/ _ ; )
痛みに負けず頑張った娘さん、かっこいいです!
お二人とも、本当にお疲れ様でした。

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曽我幸恵
MJプロ│お母さん歴約10年、元・お母さん業界新聞あつぎ版編集長│小6の娘&小1息子の2児の母│タリーズのコーヒー味のアイス大好き 神奈川県厚木市在住、茨城県水戸市出身、学生時代住んでいた宮城県仙台市は第二の故郷。 インタビュアー&ライター&ライティングの先生│今より書くのが好きになるコミュニティ・個別サポート│厚木市子育てアドバイザー&ほっとタイムサポーター│ヨガセラピスト。 *noteでもインタビュー記事など書いています。 https://note.com/sogasachii *substackはじめました!https://open.substack.com/pub/sachiesoga