お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

私の故郷、息子の故郷(10月号宿題)

私の故郷は京都市の上賀茂というところ。
京都というと観光地の印象が強いが
上賀茂は有名な観光地とは大分離れた、のどかな地域だ。

お店はそれなりにあり、地下鉄も通っていて、ものすごく田舎という訳ではない。
それでも「田舎育ちだ」と言いたくなるのは、
野生の鹿や猿がしょっちゅう出没するくらいには自然いっぱいだから。
秘密基地作りに勤しんだ神社や水遊びし放題の賀茂川、遊び場には全く困らない。

実家の窓を開けた瞬間、鹿と目が合う…!
春は桜並木も綺麗な賀茂川の土手

就職で横浜に引越すまで22年をここで過ごした。
帰省すれば、今もご近所さんと挨拶を交わせる、心地良い私の故郷。

*****

いま子育てをしている街は、
故郷とは随分環境が違う。
走り回れる芝生や河原を探すには遠出しないといけないが、その分多彩な文化に触れられる機会は多い。

芝生を求めて息子と訪れたのはデパートの屋上

このまま都会っ子になるのか?
でもこの地もいつ離れるか不確定。なんなら海外転勤の可能性もある。

息子は故郷と呼べる場所を持たない可能性もあるのかな…
と、ここまで考えたところで
話の帰着点が思い浮かばずにいた。

すると今日ラジオから「それだ!」という言葉が。

『故郷とは生まれたところではなく、満足した場所』
『しっくりくる場所があれば故郷は増えるよ』

「そうか」と、ひとり納得。
子育てする土地が定まらなくても、
自分の知ってる環境とは違っても、
「故郷を作ってあげられない」と悩む必要なんて無いのだ。
息子が、満足できれば良い。
そこで家族みんなが笑って楽しく過ごせば、そこが息子にとっていちばんの故郷になる。
それなら大丈夫。
地球のどこへ行っても、
そこを息子の大好きな故郷にしてあげよう。

6件のコメント

上賀茂なんですね~~。昨年、行きました。葉加瀬太郎さんの音楽フェスを上賀茂神社で行うというので。
とても遠かったです!でも、神聖な土地でした。

満足した場所、ね。現状に満足すべきか、もっともっと満足を佐賀図べきかw

なんと…!あのコンサートにお越しだったんですね!!
里帰り出産だったのでその時京都にいました。
しかもあの日の朝、上賀茂神社で舞台設営作業を横目に
息子のお宮参りをしてましたよ笑
どこかですれ違っていたりして…!

満足した場所、しっくり来た場所が故郷。
そういう捉え方もいいですね!

いつものことながら、ラジオからの情報がわたしには新鮮で
ワクワクします。

写真を見て、蘭さんが生まれ育ったところは雪国⁈と思ったけれど、四季がわかりやすくて、とてものどかな場所なんですね。

出身地でも、長く住んでる訳でもないのに
なんか相性の良い街ってありますもんね。
私にとっては横浜もそういう地のひとつです。

私の情報源、8割ラジオかも。笑

そうそう、アイキャッチにこの画像を使うと
よほどの豪雪地帯かと思いますよね(°_°)
数年前の大雪の時のもので、毎年こうという訳ではないです笑

な、懐かしい(T-T)
大学生だった4年間、上賀茂周辺に生息してました。
すっかり行かなくなってしまったけど、わたしにとって故郷のひとつだと思ってます。
懐かしくて涙が出そう。

えーー!そうだったのですか!!
まさかのご縁にびっくりです。
最近は少し田畑が減ってきてしまったりしていますが
相変わらずのどかな場所です。
思い出したくなったら、ぜひ遊びにいらしてください♪

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ABOUT US
杉本 蘭
2019年、30歳で息子を出産。 京都出身。横浜→東京暮らしを経て、 現在は夫の駐在に帯同しUAEにて子育てライフ満喫中です。