お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

1DAYイクシモとイモムシ

9月11日、イクシモのオリジナルプログラム、「1DAYイクシモ」を開講。この日は、以前からイクシモプログラムに参加してくれている2人のお母さんが参加し、ペンを持ってくれました。

「1DAYイクシモ」とは、イクシモで行っているミッションガチャや、子育てを仕事に活かす、という大切なイクシモのエッセンスをぎゅぎゅっと詰め込んだ、1日参加のプログラム。
仕事に役立つ名刺や自己紹介動画も制作します。

参加の2人は小学生、中学生以上の子育て中。
思春期に突入したとのことで、赤ちゃんや幼児期の悩みとはまた違う、さまざまな思いを抱えているお母さんたちでした。

1DAYイクシモは、基本の講座スタイルはあるものの、参加した方によって少しずつ変化する、お母さん大学的な講座でもあります。

この日のキーワードは「心配」。
子どもたちの成長に伴い、付随してくる、これまでとは違う形の「心配」。
先回り育児は良くない、自立して自分で進んでいってほしい、と願いながらも、
どうしても未来が心配で、余計なことを言ってしまう。
夫婦の意見が合わない。
子どもは話をしてくれなくなる。
そんな、ベテラン母と呼ばれる母たちの、苦悩。
これもまた、育仕両立の大切なテーマなのです。
子育ては、終わらない。
育仕両立は、育休中だけではなく、そこから始まる壮大なストーリーなのです。

イクシモの入り口にある、レモンの木。
実は、この木にはアゲハ蝶がやって来て卵を産みます。

一時期は10匹以上のアゲハの幼虫がいたことも。
暑い暑い日差しにも負けず、葉っぱを食べ尽くしています。

先日、入り口に蛹(サナギ)になっている子が。

 

もうすぐ羽化します。
こちらにも、サナギになりかけている子が。

サナギは、これから蝶々になる。
人間で言うとまさに、大人になる一歩手前の、
思春期・反抗期の子どものようなものかもしれません。

サナギの中で起こっていることを知っていますか?
体の一部はドロドロになり、ぐちゃぐちゃになり、激しい「解体と再生」が進んでいます。
外敵や乾燥から守るために、さなぎの殻(蛹殻)はとても頑丈です。
そうして、これまで蓄えたたくさんの栄養を使い、もともと備えられた成虫になるための設計図のようなものに従って、立派な蝶々になるのです。
信じられないけど。

中学生頃の、親への反抗は、自分を守るための殻で、
その中では感情ぐちゃぐちゃになって、戦っているんですね。
ママ!と甘えてきた自分と、これから大人になっていく自分。
不安や葛藤や嫉妬や希望が入り混じり、自分でもわからないことに立ち向かう。
それを、私たちは、殻を無理やりこじ開けたり、
こうしなさいと、型にはめて形をつくろうとするから、うまくいかないのですね。

じっと待つのみ。
劇的な変化を心配だけど、じっと見守る。
きっといつか、大きな美しい羽を広げる日を信じて。

1DAYイクシモの特別講師、この日は、小さなイモムシくんだったのかもしれません。

これは、モンシロチョウのサナギの中をMRIで撮影したNHKの動画です。
参考までに。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005301640_00000#in=0&out=140

1DAYイクシモは毎月1回開講しています。
まずはイクシモプログラムに参加していただいてからの受講になります。
オンラインでも開講可能です。
どうぞご参加ください。


イクシモルームでは「育仕両立」をテーマにユニークなプログラムを提供中。
イクシモは旭化成ホームズ×お母さん大学が実験中の協働事業です。

まずは無料の会員登録を。
講座も全て実証実験中のため、無料です。

育仕両立支援ルーム イクシモ
運営 お母さん大学
〒156-0053東京都世田谷区桜3-24-8
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【受付】月曜・木曜 10:00〜16:00

 

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女22歳、長男18歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。