毎年記録として記事を書いていましたが、今年は時差投稿になってしまいました。
7年ぶりに金曜ロードショーで「火垂るの墓」が放送されるというニュースを見て、少し早いかもしれないけど節子とちょうど同い年の4歳の息子にも見せてみたいと思った。
何歳から見せられるのか調べても公式な情報はなく、小さくてもOKな人もいれば、大人になってから見てもトラウマでもう見れないという人もいた。
どうするか悩んだが、少し見て無理そうであればやめようと思い、見せてみることにした。
結局最後まで怖がることもなく、飽きることもなく、見終わることができた。
理解しきれていないところももちろんあるが、真剣な表情で見ていて、何か感じ取っているようだった。
「爆弾を落としているのは誰?」と聞かれてそのまま答えたが、
アメリカがマイブームな息子にはそこが衝撃的であったようだった。
恐らく私が最後に火垂るの墓を見たのは成人前。
大人になる前と後、母になる前と後でこんなに感じ方が違うのかという驚きもあった。
今の金額に換算するとまだ生き延びることができそうなくらい残っている貯金額、畑のおじさんも素直に謝っておばさんの家へ帰ることを促している。
14歳がどこまで判断ができるものなのか少し考え込んでしまった。
でも本当は14歳でもまだまだこども。
こどもがこんな大変な目に合わず、大人に見守られながら幸せに暮らせる世の中であるべき。
小学生の頃、毎年母にこの映画を見せられていたので大人になって見ると見方が変わるという話をしたら同じことを思っていたようだった。
大人になってから見ると、余計に何をこの映画から感じ取ったらいいのか逆に難しく感じてしまった。
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