お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「お母さんの気持ちを一番わかってあげられる保育所でありたい」~2025年6月協力会にて~

百万母力パートナーズ企業の皆さんと
毎月最終水曜日の10時~11時半、「協力会」という場をつくり、
企業や私たちの取り組みを共有し、お母さんの笑顔をさらに広げるための対話をしています。

6月25日(水)10時~11時半、ご参加いただいたのは8社。
代表の方だけではなくスタッフの方の参加もあり、とてもうれしい時間になりました。

前半は、保育所とダンススタジオを運営する(一社)GALAXYの代表丹治笑里さんより。


4歳と1歳のお子さんがいるお母さんでもある笑里先生。
「お母さんの気持ちを一番わかってあげられる保育所、ダンススタジオでありたい」とあつーい思いを話してくれました。

●笑里先生が保育所を立ち上げることになった経緯

3歳でダンスをはじめ、ダンスしかないと学生の時はがんばっていましたが挫折。学校に行かずたくさんの方と関わる中で、福岡の通信高校に入学。そこで出会った先生からの一言で一念発起。自分の可能性を信じてくれた両親のためにも自分が変わらないといけないと思い大学へ進学。「子どもたちの役に立つ仕事がしたい」と保育士と社会福祉士の国家資格を取得。実習で保育の現場を見ていくうちに、今の保育に疑問を持ち自ら保育所を起業することを決意。大学を卒業して22歳で保育所を立ち上げました。後に両親がしていたダンススタジオも引きつぎ、現在は保育所とダンススタジオ、そして民間学童を西鉄久留米駅近くのビルで運営しています。

●大切にしていること

5,6年前から、孤立している家庭がさらに多くなってきていると感じています。おじいちゃんおばあちゃんもまだまだ働き盛り。朝から晩まで、お仕事をしている方がほとんどなので、お母さんたちのよりどころがないのも原因の一つ。だからこそ、ギャラクシーに行けばお母さんの話も聞いてくれる、そんな家族のような、友達のようなあたたかな関係づくりを大事にしています。私のラインと携帯番号はお母さんたちと全員交換していて、「いつでもラインしたり電話したりしていいけんね」と伝えていて、実際に電話やラインがお母さんたちから来ますよ。

●お母さん業界新聞の活用について

毎月、お母さん業界新聞が届いたら、まず自分が読んで、このお母さんにはココを読んでほしいというところにマーカーを引き、感想を教えてねーと言って渡しています。保育所で20家庭、ダンススタジオも合わせると40家庭。それぞれ読んでほしいところは違います。直接言うのではなく読んで自然と気づいてもらったり、面談のタイミングで感想をもらったりしながら、保護者との対話づくり、成長の機会に役立てています。

笑里先生の話を一通り聞いて、
感動して涙を流される方、自分の子どもが小さい時に通わせたかった~と感想を話される方も。

GALAXYのインスタもぜひ覗いてみてください!
元気いっぱいの子どもたちの様子が見ることができますよ!

後半は、お母さん大学福岡支局の取り組みを報告。

●HELLO♡KURUME 久留米市転入者のつながりづくり6月について
とみおかレディースクリニックや保育園協会の園長会でお母さん業界新聞を紹介したこと
●外国籍のお母さんたちのつながりづくりについて
●お母さん記者としてペンをもちはじめたお母さんたちの声
医療法人 楠病院グループ(久留米市)さんが百万母力パートナーズ企業として新しく仲間入りしたこと

ちょうどこの日の朝刊で、
孤立は一日に15本の煙草を吸うくらいの健康被害を及ぼすという記事を読んだ私。

改めて、

つながりをつくること、
お母さんの笑顔を広げることの大切さを感じながら
こうして皆さんと対話できることをありがたく感じました。

●福岡支局の全体の取り組みについてはコチラ
●百万母力パートナーズ企業についてはコチラ
●お母さん業界新聞と一緒に隔月で配布しているちっご通信にロゴを掲載しています。

 

 

2件のコメント

素敵ですね、まず、自分が読むというところ、そして、お勧めするというところ、
意外とできていないかもしれないなぁと思ってしまいます。
一つひとつの新聞を大切に伝えたいですね。
勉強させていただきます!

お母さん業界新聞の活用法。笑里先生の話を直接みんなに聞いてもらいたいと思っていますー。実は、この会の終了後にも、話をたくさんしてくださったのですが、、、録画できてなくて、メモも取れてなくて、、、、、。笑里先生の話から見えてくることもたくさんあるんじゃないかなと思っています。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ