2歳半の坊ちゃん。
絶賛イヤイヤ期で、母のイライラ最骨頂期です。
「この時間には帰るよ」「いや、しない」
「帰ったら手を洗おうね」「いや、しない」
「はみがきしよう」「いや、しない」
「出かけるから着替えよー」「いやしない」
この辺はまだ時間に余裕があることが多く、『あー、はいはい、そうですかー、じゃあ気分が乗ったらしてください』と気長に待つことが多いのだが、
特に私がイライラしているのは、夕ご飯どき。
ご飯が出来て、冷ますために机に置いていると「たべるー」という息子。
母「まだ熱いから待った方がいいと思うよー」
坊「いや、あつくない、たべるの」
(このやりとりが何回か続き、母が折れて)
母「じゃあ、これ、まだ熱いから他のから食べてねー」
坊「いや、あつくないよ」というやり取り。
なので、私も「じゃあ、触ってみなー」と触らせる。熱い食べ物を触る坊ちゃん、触って熱かったので、手を戻す。
それでも「あつくないよー」と言い張る息子。
カチンときた母。「じゃあ、食べたらいいよ」とすすめると泣きじゃくる息子。ため息をつく私。
娘が生まれて、半年。息子だけじゃなくなり、息子の悪いところが目にいくようになってしまった。
特にこの1ヶ月は息子がイヤイヤ期となり、イライラして怒ることが増えた私。
この前、お風呂に入っている時に、息子に話してみた。
「ねー、ねー、ママ嫌い?」と。
息子は「きらい」と。「そうかー、嫌いかー」。
ちょっと間をあけ、「ママ好き?」と聞くと、
にっこり笑顔で「ママすきー」と。さらに「ママ、すきー、ぎゅーしよ」と。
彼は今、言葉を習得している時期なので、ただのオウム返しで答えているだけかもしれないけど、私は「すき」の時の彼の笑顔を忘れない。
よく『母からの無償の愛』なんて言葉をよく聞く。もちろん、それも存在すると思う。
だけど、私は「子どもからの無償の愛」の方がしっくりくると思っている。
イライラしている私でも、どんな私でも、息子、娘は私を好きでいてくれ、愛してくれている。独り立ちするまでは彼らが切りたくて切れない縁なのだ。
だからこそ、私は彼、彼女に愛情に応えて、愛情で返していけたらいいなと思っている。
イライラ最骨頂から、息子からの無償の愛を改めて感じだというお話しでした。
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