お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

最も効果のある食改善ベスト3(おなか元気な食育レッスンVol.4)

食改善をするためには、次の3つのことからチャレンジしてみましょう。

①主食を変える
玄米や雑穀米がベストですが、パン(外国産の小麦粉を使ったもの)を食べている方は、主食をお米に変えてみてください。小麦粉を外国から船便で運んでくる間に虫がわかないよう農薬が撒かれており、それが体に支障をきたすことがあるからです。麺類やパンが好きな方もたくさんいると思いますので、全く食べないのではなく、主食をまずはご飯にしてみてください。

②30回以上よく噛む
生ごみは小さくちぎって畑に撒くと発酵状態になりますが、大きいままだと腐敗していきます。同じように、私たちの体もよく噛んで食べるだけで、お腹の菌ちゃんがよろこび、発酵状態にしてくれます。噛むことで脳へ刺激がいき、記憶力もよくなって、唾液がたくさん出ます。唾液にはいろんな化合物が含まれ、歯のエナメル質を丈夫にするという効果や、危険物質を消す効果があるという実験結果もあります。ほかにも満腹感が増したり、食べ物のうまみが出てきたりと、いいこと尽くめです。

まずは一口目に30回以上噛むことを意識してみてください。
「ありがとうございます」を、頭の中で3回言いながら噛むと、ちょうど30回になります。

③市販のジュースを飲まない
飲み物はお茶か水にし、お茶なら家で沸かしたものを飲みましょう。市販のお茶には酸化防止剤が入っているため、菌ちゃんが働かない状態になります。またペットボトルのジュース(500ml)には、スティックシュガー10本以上の砂糖が入っているものも多く、飲みすぎると砂糖の過剰接種でビタミンB1不足になり、精神が不安定になるといわれています。

(おなか元気な食育レッスン お母さん業界新聞ちっご版8月号掲載)

食にこだわり続けて30年おなか元気グループ
久留米の菌ちゃん先生こと白仁田裕二(おなか元気グループ代表)の未来をつくる食育講座。
5月号掲載/虫喰い野菜はおいしい野菜?
6月号掲載/腸内環境の状態を知る2つの方法
7月号掲載/食改善、できることからやってみよう

YouTube「おなか元気チャンネル」でも発信中。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ