世の中のパパママの気持ちがわからなかったのが、子育てをすることでわかるようになりました。
こんにちは。北海道でゲストハウス女将をしている武重です。
北海道に来る前は箱根で外国人をもてなす民泊ホストをしていました。この時はまだ我が子はいませんでした。1グループのお客様を手厚くもてなし1つ屋根の下で一緒に暮らすスタイルでした。子連れや赤ちゃん連れの家族が泊まりに来ることもちょいちょいあって、普段見ることのないヨーロッパ諸国や中国、シンガポールなどの華僑の人々の子育てを垣間見ることができておもしろかったです。
正直に言うと、他人の子育てについて思うことが昔は多々ありました。
え?なんで5歳なのにお母さんがスプーンで食べさせるの?!とか、うわー家の中で走り回ってるよー叱ってよーとか。
逆に感心することもありました。私に対して自分の意見を述べながらちゃんとお話をできる子どもとか、1歳なのに両親と別室で1人で寝る赤ちゃんとか。
てな感じで自分の物差しで他人の子育てを斜め上から見ていたわけです。超嫌な感じ!(笑)
だけど自分が子育てをする側になって、あの時の彼らの事情が一気に理解できるようになりましたよね。
他人の家の高級なテーブルと床材を前に、きっとあのお母さんは食べ物を散らかすまいと5歳の子にスプーンで食べさせていたんだなと。エネルギーの発散場所を失った旅行中の子どもが家の中を走り回ってしまうのはもう止めようがないんだなと。
……うーん1組だけ忘れもしない実にマナーの悪い家族がいましたが、その例外を除けば皆んな良い意味で「普通」か「尊敬に値するレベル」で子ども達の振る舞いの管理をしていました。
立場変わればコロッと見方が変わるんだなということなんです。ママじゃなかったかつての私はママの事情なんて想像を超えるからわからない。子連れに優しくありたいという気持ちはあったから幼児食作ってあげたり子どもと遊んであげたりしてたけど、説明抜きにはすぐに共感できないシーンも多々ありました。
子育てって、親や妻もしくは過去の自分など身近な人がしてきたことだからどうしても簡単でしょみたいに舐めて見られやすい面があって、他人が余計な批判をしやすいのかなと思います。
ママになる前の私が他人の子育てが不可解でしょうがなかったのも、きっとどこかで自分の母親はもっとうまくやっていたのになんでこうも違うんだ的な考えがあったからなんです。自分は到底できないくせに、です。
親になってから特に、親になるというような立場の変化で意見が簡単に変わるということを意識するようになりました。子連れ海外旅行中のお客さんの苦労がわかるようになり、今ならもっと穏やかな気持ちで一緒に過ごせたでしょう。
ひょんなことから立場が変わり気づかぬうちににこれまでの反対意見に賛成するようになることがあるのです。人間が幅広い意見を容認するためには「立場が変わる」という単純なきっかけが必要なだけかもしれません。
当たり前?みたいなことを語ってしまいましたね。
当たり前が 当たり前になる時、当たり前の良さが分かりますね。
色んな経験をされての立場の変化で気付く事は大切な事でしょう。
これからもきっと新しい発見が有ると思います。武重さんの感性で 投稿して頂くと、私たちの発見にもなります。
ここは色んな話のたまり場です。 どうぞよろしく。
いろんな立場を経験するのは大事だと思いますよね。親という立場はなかなかに学びが多いです。
とっても、わかります!!!
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私も今まで仕事柄、たくさんの親子に接してきて、思うことはたくさんありました。
それこそ、斜め上から見る感じ。わかります。
でも、自分が母になって納得できることばかり。
あの時の自分は何一つ、ご家族に寄り添えてなかったと反省しました。
やっぱり何事もその立場にならないと分からない。
当たり前だけど、この事が一番子育て学んだことだと思います。
共感してもらえてほっこりしました! ありがとうございます。
ホントそうです!
おお。ホントだ!
私は、もともと子供が好きでは無いのですが(笑)、
だけど子供が生まれたらそりゃあ自分の子供は可愛いですし、
お友達の子も皆、親戚のように感じて。
周りを変えるのではなく、自分が変わる方が結果オーライ。なことを実感できるのが子育てかもですね。
そうですねー、子育てしてると頭で意図的に考えようとするより先に、否応無しに感じさせられることが増えてきました。実感が多い=学びが多い、自分が変わるキッカケが多い、ですかね。