私の祖父母は長崎で被曝している。とくに祖母からは、被曝の話をこどもの頃よく聞いた。
洗濯物を干していたら、白いシーツ越しにピカリと凄い光が見え…次の瞬間は二階建ての家はバラバラになり、瓦礫の下敷きになっていたそうだ。
貴重な生の声を聞いたこどもの私。私にとって戦争や原爆は、他のこどもよりも、割とリアルなものであった。
父がよく原爆や沖縄戦のテレビを観ており、私も一緒になり見ていたし、夏休みは長崎の平和記念式典の中継を見て、母と黙祷を捧げた。
戦後80年のこの年。8歳になる娘は、私のこども時代と同じく戦争に対し興味を持っている。
なぜ戦争は起きるのか
原爆はなぜ落とされたか
長崎、広島であり福岡でなかったのはなぜか
原爆の大きさや形
落ちたらどうなるのか
外国は戦争しているが日本はなぜしないのか
たくさん質問され、昨日は私が知る範囲で話してみた。
ふと思いつき、連休に長崎の原爆資料館に行ってみようかな。と思っている。
長崎は摺鉢の底の町。素敵なスポットもたくさんだけど、あえて平和について考えてみようか。
そう思っている母なのでした。
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