お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

神楽殿で舞ったハハコモマイだっこフラ

我が町戸塚区小雀町。

18年前、息子の小学校通学のため鶴見区からこちらへ。

自然豊かで、息子と毎日の散歩にも気持ちいい街。

その散歩に欠かせないのが氏神様の小雀五霊社。ほぼ毎日お参りし手を合わす。

その神社でのお祭りにぜひご出演いただけませんか、と会長さん直々にお電話いただき出演。

場所は何と神楽殿で!

なんて荘厳なステージ。あがるテンション。

この日は登り龍の龍雲がたくさん空に。

まずはお参り。今日ここで踊らせていただく感謝を伝えるために。

鈴紐を皆で持ち、二礼二拍手一礼。

そのとき、ふわっと風が吹き、心地よく包まれ抱きしめられた感覚に。

黄昏時になり提灯に灯りがともり、会場のボルテージもぐんぐんあがる。

「わが町にこんなに人がいたかな?」とビックリする人の多さ。まるでお正月の明治神宮のよう。

 

実はこの日、違うライブに出演する日だった私。でも、障害支援者団体の主宰をする立場として、また意義のあるイベントに出演してゆくべく、そのライブは不参加に決めた。

本当にそれで良かったのか、と思っていたときの今回のオファー。

もし最初のライブに参加していたら、今回の神楽殿での出演はできなかった。

神様が「それでいいんだよ」と言ってるんだよ、と主人。本当だ。

 

本番前から、赤ちゃんをだっこしたフラガールを見て、皆さん声をかけてくれる。

「なんて可愛いの!」と蒸し暑く眉間にシワがよってた人も笑顔に。

「赤ちゃんもステージにでるの?」と驚いて期待顔の人。

「暑いよね」とうちわで仰いでくださる人。

 

本番前、暑さ、人の多さ、はじめての場所の不安、などなど、泣き出す赤ちゃんたち。

でもステージではきっと大丈夫!と私は心配をしなかった。

なぜなら、絵本箱のステージで、見事なパフォーマンスをしてくれていたから。

 

いざ本番。たくさんのライトを浴びてますます暑く、汗びっちょりの赤ちゃんたち。

気になる泣きは?

 

今回も大丈夫、ニコニコしたり眠ったり。

オープニングにアロハエコモマイ、準備体操、一人ずつ自己紹介、そして心を込めてアロハオエ

 

たくさんの拍手をいただく。

次は私のソロ。曲はハナミズキ。この曲は、9月11日同時多発テロを憂で一青窈さんが作った楽曲。

平和への祈りを込めて、また天国に行ってしまったMさんからの思いを込めて、渾身の舞を。

いただいた拍手、歓声、指笛、しっかりと心に刻みました。

最後はlet’sフラで、会場の皆様もステージに上がってもらいフラ。

可愛い子どもたち、お母さん、お父さん、そして藤本さん、真紀さん、涼子さんも壇上に。

青柳さん、植地さん、小林さん、からもたくさんの素敵な写真をいただきました。

暑い中、そして遠いところをお越しくださり本当に有難うございます。

 

ステージを終え、神社とフラと赤ちゃんは、なんてピッタリくるのだろうと。

フラは、文字を持たなかった古代ハワイにおいて、神への信仰を表し、歴史や出来事を後世に伝えるための神聖な踊り。

そして日本の神社には、海外から渡ってきた神様も懐広く受け入れる特徴があるそう。

神道の「八百万の神」の考えと、ハワイの「全てのものにマナが宿る」という考えは同じ。

お参りしたときに感じた、あの包まれ抱きしめられた感覚は、神楽殿でフラを踊ることを歓迎してくれた証なのかも。

今回も見事なパフォーマーだった赤ちゃんたち、そしてお母さんたち。

終わってからのこの笑顔が、だっこフラの素晴らしさを語ってくれています。

だっこフラ、2期生3期生を募集しています。11月に大きなイベントへの 出演もあります。

 

赤ちゃんのいるお母さん、お待ちしています。そして赤ちゃんのいるお母さんがお知り合いでいらしたら、ぜひお伝えいただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

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ABOUT US
小林順子
MJプロ。乳がん闘病中で最重度知的障害の息子の母。 生きている奇跡に感謝、闘病を支えていただいていることに感謝し「恩送り」活動中。 手記「有難う」が、第55回NHK障害福祉賞 最優秀賞 受賞。 今の喜びは充電器になること。フラで心も身体もハッピーになるお手伝いを。 ??と思った方、「障害者支援団体ジュンコフラサークル」と検索プリーズです♪ お母さん大学内でフラとピンクリボンを融合させた「母フラ」をスタートしました!ピンクリボンイベント、一緒に考える仲間大募集です♥ そして赤ちゃんを抱っこしたまま踊るフラダンス「ハハコモマイだっこフラ」を展開中!2期生3期生募集しています。