百万母力パートナーズ企業の皆さんと毎月最終水曜日の10時~11時半、「協力会」という場をつくり、企業でされていること、私たちの取り組みを共有し、お母さんの笑顔をさらに広げるための対話をしています。
9月24日(水)10時~11時半、ご参加いただいたのは8社。
お忙しい中参加いただけることに感謝!
協力企業さんは、現在27社。ぜひ皆様のご参加お待ちしております!

前半20分は、深川レディスクリニックの院長・深川良二さんより「産婦人科は、お産が中心ですが、出産から赤ちゃんの1か月健診、思春期、妊娠期、中年期、更年期、老年期と女性の一生に関わります」と婦人科の役割、産科の役割について、話をしていただきました。

婦人科としては、こども家庭庁が推進しているプレコンシャスケアから妊娠を考える時のサポートとして卵巣の予備能力を見るAMHという検査(久留米市は500円)、思春期外来など多岐にわたる業務を行っています。中年期の卵巣癌も増えています。卵巣癌は無症状が多く、あっという間にお腹が大きくなって気づくこともあります。啓蟄エコーで検査ができるので、中年になったらチェックをして自分の健康管理をすることも大事なことです。少し敷居を高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これからは「自分がお産した所だと、その後もいろいろ相談がしやすい」と言ってもらえるような地域医療を目指していくべきだと思っています。
産科としては、妊娠中に3回赤ちゃんのチェックをします。もし病気が見つかった時は、患者さんにしっかり説明をして向き合うのが産婦人科の役目です。また予定日が近くなったら、30分ほど問診を行い、不安なことはないか、サポート体制はどうかなどゆっくりお聞きします。今の若いお母さんたちはとても素直で、よく自分の話をしてくれます。スタッフとも共有して、その方の妊娠出産子育てが上手くいくようにしていきますが、その後も気になる方は市町村や他機関を紹介したり連携したりしながらサポートをしていきます。市町村もしっかり見てくれているので、安心してタイアップできています。
どうぞ自分一人でがんばりすぎないように、
周りを頼ってください。
頼ったらありがとうを忘れずに。
一緒に考えていきましょう。
深川レディスクリニックでは、産後、赤ちゃんの1か月健診で「お母さん業界新聞」を手渡しています。お母さん大学は、子育てに悩んでいる方ちがょっとこの新聞を見ることで、自分と同じ考えをしている方がいると感じるだけでも、非常に役にたっていると思います。また、お母さん大学の百万母力パートナーズに入り、これまで医療という視野の狭い世界に住んでいるんじゃないかと思っていましたが、いろんな人の考え方、社会がこうして動いているということがわかり、とても参考になっています」
これまで1万5000人の誕生をサポートしてきたという深川良二先生。あたたかく真摯に寄り添い、見守られてこられたことが伝わってきて、深川レディスクリニックで出産した方は幸せだなと感じました。
深川先生、貴重なお話をありがとうございました。
後半は、私たちの1か月の取り組みをお伝えしました。
①お母さん業界新聞10月号の読みどころ▶特集をぜひ読んでください!
②㈱未来工房の社内会議でお母さん大学の紹介。
③福岡県子育て支援課の保健士さん向けの勉強会にて紹介。
▶②③は10月号8面ACTIONSQUAREでも紹介しています。
④外国のお母さんたちのつながり作りをスタート
▶外国のお母さんたちとのつながりはこれから必須だと感じます。日本で産んでよかった、母になれてよかったと一人でも多くの方が感じる一歩になりますように。
などなど、
企業側の視点、私たちの視点をこうして毎月対話し学びあいをすることで、母と子の笑顔につながっていきます。
次回の協力会は10月22日(水)10時〜、
前半は医療法人 楠病院グループのみなさんにお話しいただく予定です。
●福岡支局の全体の取り組みについてはコチラ
●百万母力パートナーズ企業についてはコチラ
●お母さん業界新聞と一緒に隔月で配布しているちっご通信にロゴを掲載しています。
(一社)お母さん大学福岡支局
090-9062-7421
okaasannkyusyu@gmail.com
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