お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「せっかくですから」おすそ分けです

「せっかくですから」
この言葉を教えてくれたのは、私の師匠、画家の石村嘉成さん。

彼は、自閉症の画家。
でも「コミュニケーションできる画家」と話すのは、彼の父・和徳さん。

お母さん業界新聞でも特集(亡き母の想いを胸に。横浜初個展)したので、
記憶に新しい人も多いでしょう。
お母さん業界新聞のアーカイブ(2025年4月号)でも見られますよ。

嘉成さんは、食事の時も、何をする時も、
「せっかくですから、楽しみましょう!」が、口癖です。

当たり前の日々を送っていると、
一つひとつの出来事がおろそかになりがちです。

やってもらうことも当たり前。やれることも当たり前。
つい、感謝も忘れてしまいがちです。

けれども、人との出会いも、仕事も子育ても、すべては一期一会。

どうせやるなら、とことん!
どうせやるなら、楽しく!
どうせやるなら、笑顔で!
どうせやるなら、最高の仕事を!

「せっかくですから」は、私の座右の銘になりました。

なので、せっかくですから、
皆さんもこの言葉、使ってみませんか?

心が穏やかになる気がします。

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あ、もう一つ。
嘉成師匠の教え。

嘉成さんは、美味しいものを一口食べると、
満面の笑みで、「美味し~い!」と、大きな声で叫びます。

それを聞くと、
料理をつくった人も、隣にいる人も、周りの人も、
みんな幸せな気持ちになります!

ということは、
嘉成さんが「美味しい」と叫ばない時は、
あまり美味しくないということか…。

ふむふむ