お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

歯がぐらぐらしてきた?!

朝、突然娘が
「はがぐらぐらしてきた」と報告してくれた。

顔来年1年生だし、同じクラスの子にも歯が抜けた子がいるみたいだし、息子のこの時期はもう歯が抜けていたので心の準備はバッチリ。

のはずだったのですが…予想外な出来事が。

「ガブリチュウたべたらぬけるんだよ」

どこからの情報か、キラキラした顔で話す娘。

まだぐらぐらし始めて1日目だし
抜けるのは2回くらい寝てからかな?と話しても

「でもガブリチュウでぬけるんだよ!」とまっすぐな目で語られる。

こうなったら、もう試すまで終われない。

「わたしが、かうから、だいじょうぶ」
と自分のお小遣いを財布に入れて準備万端。いざ、買い物へ。

お会計も含めて1人で済ませ、車の中でいただきまーす。

もぐもぐ…もぐもぐ…

「まま…いたーーーーーい!!ちがでてきた」

さっきまでのウキウキテンションとは一転。
痛い、痛いの大騒ぎ。

こうなることが予測できなかったわけじゃない。だからこそ、無理矢理でも止めればよかったのかな…と私は後悔。

ここからどうしたもんかなと
娘が落ち着くようにぎゅっとしながら考えていると
「ぎゅうにゅうのんだら、らくになるかも」
と大好きな牛乳を飲み始める娘。

自分で落ち着く方法を考えられるのは流石だ!

大分ぐらぐらになった歯を確認しながら
パパが帰ってきたら抜けるか聞いてみようかと提案。

そしてさらに数分後
「まま〜、ぬけたよ」とウキウキ声で報告にくる娘の姿が。

えっ、どういうこと?ぬけた?何が?
一瞬、なんのことか分からず、パニック。
どうやら、痛みがない間に自分で抜いたらしい。

私の手元にはいつの間にか
ちょっと血がついたちっちゃな歯。

「ちがでてるから、ティッシュかんでおくね」

まさか1日で終わるとは。

驚きと、娘の成長を感じながら
誇らしげな顔でティッシュを噛む娘の姿を眺める時間。

最高の瞬間に立ち会えて良かった。