お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

経験と想いを循環させよう

子どもを産む人は、この先もどんどん減っていきます。バスや電車に乗っても、お店に入っても、どこもかしこもお年寄りだらけ、大人だらけ。ワーワー言う子どもを連れて歩く人に、なかなか出会えなくなっていきます。

するとどうなるでしょう。その人は社会の中で孤立し、緊張してしまいます。それはまるで、外国に移り住んだその地域に、日本人が一人もいないのと同じです。

ニンゲンも哺乳類の一員です。群れの中で、見て感じて真似ながら子育てをしてきました。共感や手助けが得られる仲間が、必要なのです。

どんな困難も、同じ立場の人とつながれば、人は強くなり愛情深くなれます。

ジャンルは細かく分かれます。双子の親、障がいをもつ子の親、母子家庭の人、介護しながら子育てしている人、お家で子育てしている人、働きながら子育てする人などなど。どんな人にもその人の一番の力になるのは「当事者」同士です。

ですからこの先、どうぞ皆さんが自身の経験をもとに、これから親になっていく人の「先輩」になってください。子育てには部活動と同じ、「先輩、後輩、同期」が必要です。経験と知恵の伝承、助け・助けられた思いやりを循環していきましょう。

「お疲れ様!」「かわいいわね!」「お困り事はない?」そんな温かい声をしなやかにかけていく。そのアクションをみんなで!

NPO法人Umiのいえ代表理事
齋藤麻紀子

 

お母さん業界新聞9月号 母たちへの一文

 

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