お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お母さんの心を世界へ

平成30年の幕が開いた。

トランタンとは、フランス語で「30」。

そして、味噌も「30」。

なので今年は

トランタンYEARであり、味噌YEARでもある。

もっというと、私がお母さん活動を始めたのが平成元年

つまり今年は、活動30周年にあたるのだ

小渕官房長官が「平成」の色紙を手に新元号を発表したのも記憶に新しい

そして私たち日本人は、この平成の時代に

阪神淡路大震災、東日本大震災と、2つの大震災を経験

さらに福島原発事故では、たくさんの人がふるさとをも失った

放射性物質の拡散により、日本は大気と海を汚染…

世界中の人々にとんでもない迷惑をかけてしまったのだ

放射能という見えない敵を相手に、次々と押し寄せた不安が現実となった時、

国は国民を守るというのは、幻想だったと思い知った

と同時に、わが子を守ることができるのは

自身であると、自らの母力を上げることに

大きな自然災害に手も足も出ない人間と、人間がつくった便利で豊かな経済社会…。

改めて、本当に大切なものは何か、と考える

お金があれば、幸せか?

いや、違う

最も大切なのは、わが子の笑顔、わが子の命。

戦争はもってのほかだが、虐待や自殺も、あってはならない

だから、今年も

日本中に「お母さんの心」を広げていく

命を産み育てる「お母さん」だからこそできること

私たちが、何をどう選択し、どう行動するかで未来は決まる

もう、自分さえよければ、の時代は終わり

海も森も山も、地球のすべてが、わが子が育つ場であり

すべての人々が、わが子とつながっているのだから

お母さん、ペンを持とう!

子どもを育てることが、一番大切なことだと

子どもを育てることが、一番楽しいことだと

子どもを育てることが、一番未来につながることだと

今年も、お母さん大学は、発信し続ける。

お母さんだから…

 

マザージャーナリズムの年に向けて

藤本裕子

 

命を産み育てるお母さんだから、できること。