お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

町学、次女のエピソード

「次女のにやけちゃう態度はどうすりゃいいのか」

と、常日頃思ってた。

「町学」に参加して、まんまるの社長さんに出会い、
そして関わるみなさんに会って掛けて貰った言葉はなんと

いいねあのこ!面白い

私はね、その言葉にびっくり。

だってずっと「やだな…あいつ連れてったらにやけることしかせんもん」とばかり思ってたから。

初日にまんまるさんに到着してから早速その次女の態度は始まった。

社長さんやスタッフさんに容赦なくツッコミ。
加えて長女も「ゲラゲラ」「あ、それ知ってるー」「わはははは」…

次女はご飯中なんかお話してくれた利用者の山脇さんに「ねえ、5000円払ったことあるぅ?」

え_
なに?
何を聞いとるおぬし。

母は心で、いや、すぐ次女に「あんた何聞いてんの…?」と呆れて突っ込み。

話を聞くより
ご飯を食べるより、

スマホ片手に写真をとったり
暇さえあればすぐゲームをしたがったり。

私はその態度に辟易していた。
初っ端から彩さんには何度も聞いたもんだ
「ねぇこれでいいの?大丈夫?」
その度に返ってくるのは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

彩さん、気を使ってくれてるんじゃない?
呆れて笑ってるんじゃない?

そんな事をずっと思ってた。

そんな1日が終わって、そりゃすごく私としては楽しく、社長さんの真摯な眼差しや態度もすごく学びにまった。

でもまだ私は「娘の態度」がすごく引っかかり、
それをこの町学の期間で改まるといいなと思ってた。

そう、
彼女をどうにかしようとしてた。

私が今まで習ってきた事、社会の慣例とやらをそのままを彼女に押しつけようとしてた。
それに言葉で気づけたのは1回目終えて少し経ってからだ。

まんまるで聞いてきたこと、掛けてもらった言葉はなんだっけ


・学校で習うことだけじゃやっていけない
・あのこ面白いね、いいね!
・わたしは好きよ~いいね~

びっくりするくらい次女に肯定的な言葉を掛けてもらったじゃないか。私はその言葉すらも「申し訳ない」と言い素直に受け取ろうとしなかった。

私は次女のそのままの姿を見てなかった。

自分一人で気を張ってて気づかずにいた事を
まんまるの皆さんや、今回関わってくれてる皆さんの気づきで得る事ができた。

町学は、ただ社会を学びに行く場ばかりではない。
外だけでなく、
内側の気づきも得られる場だ。

様々な視点があることで
こんなにも世界が温かく広い事を今回しることが出来た。

まだまだ夏過ぎまで続くこの町学。

この先の発見がとっても楽しみだ。

そうそう、
そんな次女、
お友達と会えるのは楽しい、と学校には(学校はやはりきらい(笑))行っている。

そんな先日ポツリと言った。

「ピンクシャチョウがいい」と。

  • あの場が彼女にとってとても心地よい所だったのだとこの言葉でわかった。そんな場所があること、そんな人達がいることが、彼女にとってこの先も支えになるんじゃないかな…そう思えた。

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江崎香保里
福岡は久留米市の香保里(かおり)です。 いつの間にか主婦歴10年越えて 子供4人。 「ベテランね!」って言われるけれど、いえいえいつでもどの子も新鮮で。分からないことばかりですよ、と。いつでも何かが起こってる我が家(怒ってる、もかな?w) ズボラだけど気にしいで、 ヌケヌケだけど細かいことも気になって。 大変な毎日だけど、日々の気づきを大事にしていきたい、そんな私です。