すごいぞ！ちょっぴりもれたろう。

小学校から初めての電話。

何事かとびっくりしたら
どうやら派手にお漏らしをしたみたい。

私は
”お友だちに何か言われて
息子が落ち込んでないか…”
心配で、心配で仕方なかった。

心配しすぎて予定より早めにお迎えに行き
”そんな失敗大丈夫だよ”
って思いっきり笑顔で迎えようと
心の準備をしながら
ハラハラして息子を迎える。

そしたら息子は
何事もなかったかのような
いつもの様子で帰ってくる。

「電話で先生から聞いたよ」
「大丈夫だった？」
と伝えると
隠す様子もないけど
詳細を語るようなこともない。

落ち込んでないなら良いかと思いつつ
詳細は先生からの話で知っているとはいえ
なんとなく気にはなった。

でも
それ以上は彼の心の傷を抉るような気がして
聞くのはやめた。

お風呂に入る前

「きょう、ちょっぴりもれたろうだった」

と突然息子が詳細を語り始めた。

やばいと分かり
トイレに行き
お友だちに先生を呼んできてもらう

自分ができる最大限のことを
ちゃんと対処したから
息子の中では落ち込む理由がなかったのか！

失敗にばかり目が向きやすい私は
失敗に対して傷つく。

だから
”そんな失敗大丈夫だよ”
しか声かけが考えられなかった。

でも息子は失敗しても
傷つくだけでなく、ちゃんと立ち上がり
そこからどうしたら良いかまで
ちゃんと考えられるようになっているし
行動した自分を認めれる心も育っていた。

すごいぞ！かっこいいぞ！

肌着以外は全て汚れ物で
保健室でシャワーまで借りているので
「ちょっぴりもれたろう」ではないけどね　笑