今回の島っこ留学報告は私にスポットを当ててみる。
子どもの分野を勉強最中なので、絶賛、そういう視点で物事をみるようになっている私。
2週間実家にいて、気づいた。
あー、私の育児の原点はここにあるんだなと確信した。
母になり、よく「褒め上手だね」「子どもとしっかり向き合っているよね」と言われる。自分では『そうかしら?』と思いながら、「イライラすることの方が多いし、絶対それが顔に出てるよ」と他の人に褒められても、あまり納得していなかった。
島っこ留学してから、いろんなことが出来るようになった坊ちゃん、嬢ちゃん。つかまり歩き、ハイハイ、おしゃべり、三輪車、挨拶。
そんな時、家族総出で褒め言葉シャワーを子どもたちに浴びさせる。
「ハイハイが速いね!ダイナミックな力強いハイハイだ!」
「お話できるのーできたって言ったの!」
「お散歩最後まで歩けたね!つよい足だ!」
「すごいね!三輪車漕げたじゃん!頑張って練習したもんね」
「やったじゃん!全部食べれたね、かっこいい!」
しかも、「すごい!」「やったね!」だけじゃない、具体的な事柄まで加える高等テクニックの褒め方。私は、この褒め言葉シャワーの中で育ったから、今、私は褒める育児ができるのかもしれないと確信した。
もちろん、心に余裕が無い時は、なかなか素直に褒めることが出来ないこともある。ただ、私自身も無意識に褒めていることの方が多いと気づいた。
子どもが大きくなり、出来ることも増え、言葉もある程度理解できるようになり、話すようになる中で、正直、「面倒くさいな」「褒めるべきことか?」「これは余計なことをしてくれたな」と思うことも度々ある。
そう思うことは、きっと普通のことなんだろうから、その思いは心に一旦留め、感謝を伝えたり、何度も褒めてあげようと決意した。
だって、褒め言葉のシャワーの中で育った私がその体現者なのだから。
今日、夕ご飯、坊ちゃんがご飯を好き嫌いでお残し。どんなに褒めても、テコでも食べなかった。
夕ご飯後、私の祖母、母、私と3人で「栄養的には食べて欲しいけど、食べないものは食べないからねー」「無理に頑張らせようとしたら、親のメンタルやられるから、食べるものを食べさせちゃうよね」なんて笑いながら愚痴をこぼした。
母になった私だから話せる内容。
次は、数十年後、母と私と嬢ちゃんとで、こんな話をするのかなーと少し楽しみになりました。
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