お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

榛原母里(はいばらもり)を訪ねて

12月号宿題が出ました。
題して、みんなでつくる母地名マップ~「母たちが旅する日本」

「母」という字が使われた町についてみんなで調べるという宿題です。

全国で「母」がつく地名は69か所!意外と少ないと思いました。
その中で奈良は、吉野郡川上村伯母谷と宇陀市榛原母里(うだしはいばらもり)の2地点でした。

宇陀市なら自宅から車で片道50分ほど、よし旅にでよう!
ということで榛原母里に向けて出発しました。
下調べは一切なし(笑)

まず、だいたいのところ目指して行きましたが、何もない。
見切り発車すぎました…

登山者用駐車場に観光案内マップを発見
駐車場の近く。のどかな所です。

 

改めてカーナビとにらめっこしていると、「へそ神宮」を発見。
”母の里”と”へそ”これは何かあるでしょ~!と思い15分のお散歩開始。

私有地じゃないよね?とヒヤヒヤしながら歩きます

お、あそこかな?と思ったら…

あれ…

臍(へそ)じゃなーい!
部首のにくづきが無い!と思ったら、齊でもない。

「齊」は斉の旧字体
「齋」は斎の旧字体
(引用元→https://kakijun.jp/page/11227200.html

日本語って難しいですね。
この違いは記事を書くときに気付いたので、お散歩では本殿を目指しました。

長い階段…ちょっとめげそうになった
斎神宮

小さな本殿で、特に地名に関する情報はありませんでした。
駐車場へ帰る途中2人のおじさんに会い、藁にもすがる想いで母里について尋ねましたが、
ご存じではありませんでした。

そういえば自分が住んでいる土地の由来について、小学校の時に勉強したよな~
と思い出しましたが、平日10時に小学生は見つかりませんでした。
見つけてたらきっとインタビューしてたと思います。

 

帰宅後、改めてネット調べてみましたがピンとこず、
宇陀市観光課へお電話させて頂きました!もはや意地です。
回答はこちら↓↓

地名の由来に関する情報
地元住民の方のお話:母里在住のご高齢の方にお話を伺ったところ、「元々は『森』であったものが、『母里』という表記に変わったと聞いているが、その経緯や理由についてはわからない」とのことでした。

わざわざ地元の方に聞いてくださったみたいで、感謝です!!
旧榛原町史のコピーもメールして頂きましたが、だいたい同じ内容でした。

森がどうして母里になったのか…もしかしたら他の方のレポートで分かるかもしれません。
私が所属している森のようちえんの活動場所は、
たくさんの命を育む場所として「マザーフォレスト」と名付けられています。
何年たっても案外、同じ考えなのかもしれませんね。

おじさんにインタビューしたり、観光課へお電話したり、自分の中にこんなエネルギーがあるんだなぁというのを実感しました。
今回私と出会った人が「今日変なやつに声かけられてさ、”母里”の由来って知ってる?」なんて話が弾んで、住んでいる場所のことに想いを馳せる…なんてことが起きていたら面白いな~と思っています。

1件のコメント

木綿さーん、素敵な記事をありがとうございます!!
すごいすごい「片道50分ほど、よし旅に」と思えるところがとっても素敵!!
こちらマイカーなしの生活のため、ドライブとはいかないけれど、私も母旅ができたらと改めて思いました!!
奈良、また訪れたいな~!!素晴らしい行動力に乾杯したい金曜の夜です★

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ABOUT US
木綿萌
奈良県在住。子育ての目標は「よく動く心と体を育てること」。 下の子は森のようちえんに通っています。 小さな畑とウクレレが今の癒しです♪ MJプロ/現在母ドラ参加中/子ども7才・5才