お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お母さんは完璧やないといかんの?

世間はなかなか厳しいなぁ。自分の母も、夫の義母も、「親がしっかりせな。」とか、「母親やろが」とか言う。

私から言わせたら、母親だからなんですか。と思うし、母親の前に、私は1人の人なんだから。そう思う。

母親だって心がある。母親だって、その人それぞれの個を持っている。

苦しい時もある。病む時もある。夫と分かり合えない日も、孤独に苛まれる日もある。こどもから離れたい日もある。

母親だから、しゃんとしろというのなら、そういう感情は消せ。と言うことなのか。

メディアで最近見かけたのだが、感情労働という言葉があるらしい。感情を押し込み、笑顔で働く仕事のことらしい。

母親が感情を消したらどうなる?

悲しみも苦しみも押し殺して、泣く場面で笑う母親を見てこどもが育ったら?

泣いてはいけない。耐えないといけない。無理しないといけない。そんなふうなこどもが育ってしまうのではないのか。

母親だからしっかりしなさいなんて、そんなことは絶対に有り得ない。

あなたはあなたらしく。母親の前に1人の人なのだから。私はそう思う。