お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

息子と歩けば

いただいたココアでほっこりタイム

「母も歩けば、ばぁちゃんに当たる」じゃないけれど、
息子が生まれてから街で声かけをもらう機会が圧倒的に増えた。

抱っこ紐で買い物に出かけると必ず
「あら~赤ちゃん」「こんにちは~」と
どこかしらから呼び止められる。

お声の主は、老若男女さまざま。
こういう時、その方の“赤ちゃんリテラシー”がちょっと見え隠れしたりもする。
オジサマ方、話しかけてはくれるものの
失礼ながら、やや見当違いな言動も多い。

「1歳くらい?」
(・・・まだ生後3ヶ月です) ※以下、( )内は、母ちゃんの心の声
「もう歩く頃かなー?」
(まだ寝返りすらしてませーん)
「飴食べるか~?」
(いや、死んでまうわ!)
スマホの画面を見せながら「ほら見て、これ、ベイスターズのマスコット!」
(あかん、母ちゃん阪神ファンや…)

最後のはともかく、オジサマ方にとって
月齢にあった会話はちょっと難易度が高いらしい。
“イクメン”なんて言葉が生まれる
ずっと前に父ちゃんになった世代だろうから仕方ないのかも。

その点、お母ちゃんの大先輩方はすばらしい。
「5ヶ月くらいかな~?」
(大当たり!)
「まだ夜は2,3時間おきでしょ。しんどいね~」
(そうそう、眠くて眠くて)
「そろそろ離乳食ね、うちの子は全然食べなくてね~」
(うちもうちも!)

そんなわけで、近所のばぁちゃん達に大人気の息子。
先日は、ついにプレゼントまでもらってしまった。
信号待ちでお隣になったばぁちゃん
「かわいいね~。お母さん頑張ってるね。だからコレあげちゃう。」
と、ショッピングバッグから、
いま買ってきたばかりであろうココアの袋を2つ、握らせてくれた。
甘いものがあまり得意でない私、
ココアなんて長年飲んでいないけど
その気持ちがうれしくて、なんだかほっこりした。

形にならないプレゼントもいっぱいあった。
重い買い物かごを代わりに運んでくれたお姉さん、
「歩ける頃になったら、うちに遊びにおいで。孫のおもちゃがいっぱいあるから」
と言ってくれたマダム。
レジ待ちで泣き出した息子を百面相であやしてくれたのは
金髪の、見るからにいかつそうな(失礼)おっちゃんだった。

横浜に移り住んで9年、
仕事に忙しかった日々は「生活圏」でしかなかった街が
息子と歩くおかげで「自分の街」になっている気がする。
赤ちゃんの力は偉大だ。

だから見当違いでも大正解でも
ぜひぜひ皆さん、赤ちゃん連れに声かけしてください。
母ちゃんちょっとほっこりします。
あ、もちろん「形のある」プレゼントも大歓迎。
できれば次は、濃~いコーヒーがいいなぁ。笑

いただいたココアでほっこりタイム

6件のコメント

植地さん
コメントありがとうございます♪
こどものふるさと、ほんとそうなんですよね。
私も主人も横浜には縁もゆかりもなかったけど
息子にとっては間違いなくふるさとです。

ねんねのティータイム、幸せですね。
さぁ一息ってところで、コーヒーマシンの音で目覚められたりするんですけど。笑

ここが自分の住む街って思えること、本当に素敵ですし、嬉しいですよね。優しい方がそれだけいたら、何かあったとしても助けてもらえるという安心感があります。
私も、こどもを連れて歩いているとよく声をかけて頂く事があって、この町で育てていけるという安心感があります。
きっと、これからますます横浜が好きになっていかれるんでしょうね\(^o^)/

倉内さま

コメントありがとうございます。
育てていけるという安心感、大切ですね。
防災や防犯面でも、なるべく地域とつながっていたいと思います。
横浜、良い街です〜♪

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ABOUT US
杉本 蘭
2019年、30歳で息子を出産。 京都出身。横浜→東京暮らしを経て、 現在は夫の駐在に帯同しUAEにて子育てライフ満喫中です。