それは遺伝子

娘の幼稚園入園準備は、おかげさまで着々と進んでいます。

夜な夜なミシンを動かすことが、何だか心地よい自分時間で

つい明け方まであれこれチクチクしてしまいます。

 

こんな手さげを作りました。

娘のイニシャルAの横には、

娘の精神安定剤であるソックモンキーのボタン。

 

手さげを作るなんて人生初で、

「絶対1週間かかるわ~。いざとなったらばぁばにヘルプだ。」

なんて考えていたのに、

まさかの一晩で完成(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!

自分をずいぶん蔑んでいました!ごめん自分!

 

あれ?ミシンって楽しいぞ?そう思った時、

 

「あ、これは遺伝子なんだ」

 

と、気付きました。

 

 

私の母はよく、子どもの洋服を手作りしていました。

あれから〇十年経っても、

「これ作りたいんだけど…」と話すだけで、

口頭で手順を教えてもらえるのにはビックリ。

お母さん業は、いつでも手に染み込んでいる証がここに。

 

 

そして私の父方の祖父も、

戦争で兵役を終えたあとは、当時まだ横須賀にあった

東京靴下に勤めていたそうで、

自宅で洋服の仕立て直しもしていたとか。

「洋服仕立て直しいたします」という看板、今では見かけなくなりましたね。

そう、安価で何でも買える時代です。

 

でも手を動かしてみたら、

私の手には、母や祖父からもらった遺伝子がちゃんと流れていました。

 

当初は全て手作りにすることが不可能に思えてならず、

一部は既製品にしました。

 

でもこうして手作りにしてみると、

我が子がこの手さげを握る時の表情が目に浮かびました。

 

「幼稚園バスでドキドキした時、このリボンを触るかな」

「ここにこれを付けると、手触りが悪いかな」

 

壊れた時にどう直すかも考えながら、未来を思う作業。

新しい環境に羽ばたく我が子の不安な気持ちを、

お母さんが作った物がそっと守れるようにと願いながらミシンをかける。

 

 

これは裏面。

そして懲りすぎる(笑)

 

子どもの頃から「みんなと一緒はイヤ」だった、

お母さんの余計な遺伝子がここに。(笑)

すみませんね、きっと君にも分かる日が来るのさ。

 

世界にひとつの手さげを君が持つ日は、

お母さんの遺伝子が流れる日だね。

ABOUTこの記事をかいた人

吉村優

横須賀支部「みよむら」の“むら”の方です(^-^) 2016年11月生まれの娘と、ジャイアンツ命な年上夫、 そしてサザエさんみたいな私の3人家族です。 元放課後児童支援員。子どもたちの「鬼大魔王」でした。 海風と、アメリカの風薫る横須賀に住んでいます。 笑えた日も泣ける日も、みなさんと共有出来たらと思っています。(^-^)