お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

読み聞かせの思い出

ここのところの絵本特集楽しく読んでいます。
昨日届いた新年1月号。今年最後のお休みの朝、コーヒーを飲みながら読んでいたら、なんだかムクムク書きたくなってきました。明日からまた年明けまで通常(パートさん達お休みだから多分通常ではない過酷)勤務なので、年内中に!笑

小さい頃から、母を慕って週末ごとに泊まりに来る叔母が本好きで、いつもお土産は絵本、小学校に上がるともう絵のない物語のハードカバーでした。
反動からか高校の頃に絵本にハマった時期も。当時「絵本好き」はファッションだったかもしれません。
絵本喫茶があり、お付き合いしてた人にクリスマスプレゼントに買ってもらった思い出も…笑

そんな思い出(自慢)話はさておき…
息子たちが小さい頃はよく図書館に通いました。
長男が大好きだった「ころ ころ ころ」。あんまり何回も借りるので、ついに自宅にも買ってしまいました。
次男が好きだったのは「あおくんときいろちゃん」。ボロボロになるまで繰り返し読まされました。

その次男が小学校低学年の頃。ふと手にした、むかし私が叔母に買ってもらった「宮沢賢治童話集」。その中の「風の又三郎」に夢中になってしまい、寝る前に必ず「読んで」とせがむようになりました。二段ベッドの下の段で、薄く灯りをつけて、毎晩少しずつ読み進めた童話。最後まで読み終えたのか、記憶が定かではありませんが、あの不思議な少年の風貌を、次男はどんな風に想像しながら聞いていたのかな?
絵のないお話は、イメージが膨らんできっと感情も揺さぶられたのではないかしら。
それとも「風の又三郎」という物語自体、彼の記憶にはないかもしれません。

仙台に来てもうすぐ3年。2年目の冬に、突然思い立ち、花巻を訪ねました。「宮沢賢治記念館」「花巻市博物館」と、駆け足でしたが賢治の世界をちょっとだけ感じて幸せでした。
「好きな本は?」と尋ねられると「銀河鉄道の夜」と今でも答えてしまう私。そして「よだかの星」も大好きな私です。

2020年。大変な世の中になり、私も介護という仕事柄、月に一度は行っていた横浜にも、もうまる一年行けていません。東京に住む2人の息子たちにも会えません。でも、前を向き、歩いて行きます。皆様も健やかに良い年をお迎えくださいますように。

3件のコメント

佐藤さん。新聞を楽しんでくれて、ありがとうございます。

仙台に行って、もう3年ですか。

絵本の特集で、子育ての時を思い出せましたね。

私も、たまに昔を思い出すと、せつない気持ちになります。

もう、あの日には、戻れない。

でも、きっと、息子さんたちも、いつか、あの日を振り返るときが来ると思いますよ。

絵本好きである事がファッションになる。
なんだかとても素敵で、そんな感覚が私も分かります。
恋人との思い出もあるなんて、いいですね(*^^*)

私は「やまなし」が、好きです。その時の担任の先生が、この物語を丁寧に読み下げてくれた時間が、今でも心に残っています。

佐藤さんの歩んでこられた道の、ほんの先っぽしか味わっていない私です。
これからも、佐藤さんのような思い出をたくさん積み重ねていきたいです。

佐藤さん、絵本特集楽しんでいただいてありがとうございます。
宮沢賢治というと、「注文の多い料理店」が好きです!
仙台も岩手も行ったことないのでいつか行ってみたい♪
また、お会いできる機会を楽しみにしています。

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