のびきったお母さん

10月。お母さん大学に入学したのと同時期に実は夫がアメリカ出張に旅立った。
そして始まった期間限定のワンオペ育児生活。
子どもたちがもっと小さい頃から、夫はアメリカ、サウジアラビアで仕事をしていたこともあり、
久しぶりではあったけれど、慣れっこのはずだった母子3人生活。

だけど、いやーお母さん、のびました。だるだるーに。びろびろーに。

まず息子の学校行き渋りが始まり、ここではまだ裸になりきって書けないことも起きて、
息子に寄り添ったり、学校と連携とったり、頭を悩ます日々。

一番にわたしのことをヨシヨシとなぐさめてほしい相手は夫だけど、彼もアメリカで一人精一杯な様子で
息子のことを話すと、かえってへこませてしまった。
うまくやっててほしいって思うんだろうな。後で話せばよかったか。
子どもたちの良いことだけを伝えて安心させてあげたいけど、そう出来た妻じゃないんだな、これが。

そんななかだからこそ、11月号の「お母さんの夢にカンパイ!」のコーナーで
いまの楽しい時間を切りとった記事を掲載してもらい、それがお守りのようになっていた。

現実は、日々がいっぱいいっぱいで、感情のジェットコースターにも乗っちゃったけど、
わたしを困らせたりするのも子どもたちだったら、感動させるのもまた彼ら。

さすがに疲れが溜まったのか、先週まで、娘を皮切りに風邪が順番にまわり、わたしもしっかり熱を出した。
いまはまだ学校で、同居家族が体調不良の場合はお休みすること、というお達しが
あるので、病院でお薬をもらいつつ、元気になった子どもたちと一緒にステイホーム。
ただの風邪だと安心しても、さすがにだるく、寝て起きてするわたしに、

「お母さんがどんなお母さんでも大好きだよ」

なんて言ってくれる息子。

「ママ!まだ来ちゃダメー。いいよって言ったら来てね」

と言って、ガタゴトとお兄ちゃんと一緒に覚えたての料理をしてくれた娘。
特別なお皿に豪快な盛り付けがかわいくて、うれしかった。

お母さん、ビロビロにのびちゃったけど、いつの間にか子どもたちが頼れる存在に
なってたなぁ。たくさん甘えさせてくれてありがとう。

数日間、勉強から解放された息子にいたっては、とてもとてもリラックスできたから
なのか、兄妹でにぎやかに遊びながら、

「お母さん!ぼくのことも、かしゅ(妹のニックネーム)のことも
産んでくれてありがとう」

なんて言ってくれて、泣いちゃうじゃないか。

ぶつかる時があってもいい。のびきってもいい。
そのあとどこかで笑える瞬間はあるし、わたしたちは同じ屋根のした、今日も生きた。

そんな気分にすらなった。

もうすぐ夫も帰ってくる。一人でアメリカで大変だっただろうな。
日々いろんなことがあったけど、実は成長している子どもたちに驚くかもしれない。
家族4人がそろって、夫のおならの音に絶叫しながら、みんなで笑い合う日が待ち遠しいなぁ。
よしよしもいっぱいしてもらおう。

さて、のびきったわたしに自分でお茶でも淹れようかな。
ふぅーひと息、ひと息。

2 件のコメント

  • 羨ましいです、私たち夫婦は、25年ずっと離れずやってきたので、私がのびきってもパパがいたので家庭は回ってきました。それは逆に子ども達が出る幕がなかったということ…めっちゃ残念に思います。子どもの自主性と親を想う気持ちを量れたのかな?なんて、今からでも遅くない???子ども達がお母さん業を自らの意志でこなしてくれるなんて、母親冥利に尽きますね~。こんな幸せなことはないなぁ、子どもが逞しくも感じます。山﨑家の4人家族の素敵な笑い声が近々戻ってくるんですね。家族はやっぱり一緒にいたいですね。よしよしは旦那様が恵さんにやってくるのですか?それとも子ども達へのよしよし?ん~、どちらにしても旦那様の存在は偉大ですね。家族の幸せのあり方を考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。

    • 田端さん、コメントありがとうございます!母親冥利に尽きる!そうか、そういうことなんですね。もちろん子どもたちには感謝の言葉を伝えましたが、ここに書いてなかったら、幸せの深さに気づかずにいたかもしれません。体調崩しやすかったり、喜怒哀楽はっきりしてて、時にはもう無理ー!って泣いてしまったこともあるわたしなので、子どももお母さん守らねば!って思ってくれてるんでしょうか。改めて子どもたちをハグします。
      夫からのよしよしは、順番争奪戦です!(笑)我が家のひーこら乗り越え記録にお礼を言ってもらえるなんて(^^)わたしにはなかった視点で読んで下さり、こちらこそありがとうございます!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    肝っ玉母ちゃんに憧れる繊細母ちゃん。アメリカで子育てをスタートさせるも、第二子出産後に産後うつになる。あの頃の自分にも、いま同じ思いをしている お母さんにも言ってあげたい。「いろいろあるけど、それでも大丈夫だよ」って。数年前、夫の実家の横須賀にあるカフェでお母さん業界新聞を手にとる。 配ってくれた人がいて、ここにたどり着いたご縁に感謝! このままの「お母さんであるわたし」でペンを持ち、人と社会とつながりたい。いまは地元埼玉県川口市で子育て・自分育ての根っこを下ろし中。 最近はまっているお灸でぽかぽかするのが至福の時。子ども/小4男、小1女