お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

行けない気持ち

小学校の歓迎遠足。
不登校児な次男たいちに、遠足行ってみたら?と言ってみる。

末っ子とも君が1年生になり、たいちと一緒に行きたいと言う。
でも、たいちには登校は難しいようで。
せめて遠足なら行けるかなと思ったのだ。

「うん、行く」とたいち。
じゃあ、おやつを買いに行かなきゃね、と前日とも君と一緒に買いに行く。
楽しそうに買ってきて、よかったなーと思っていたのだけれど。

当日の朝、私は張り切って(いや段取り悪くバタバタと)お弁当の準備。
なかなか起きない子どもたちを怒りながら起こす私。
起きたら着替えて、ごはん食べて準備して。
その横で私はまだお弁当準備。

とも君が準備を進める中、たいちは丸くなって動かない。
うずくまる感じ。
「さむい」と毛布をかぶって丸くなっている。

行こうよ!と言うとも君との温度差。
母は切ない。

行く行かないの結論は出さずに、
とも君を先に送り出す。

帰ってきて、ゆっくりとたいちの気持ちを聞く。
理由は言わないけれど、結論は、行かない。

せっかく作ったお弁当が無駄になるのが嫌で、
リュックにお弁当とおやつを詰め込んで、
フリースクールに持たせた。
(普段は給食)

後で聞いたら、ちゃんと食べたって。
迎えに行ったら「おいしかったよー!!」と全力で伝えてくれた。

遠足でさえも、行けない気持ち。
伝わるかなあ、伝わらんかなあ。

でも、私は伝わってるから。まあいっか。
たいちは笑顔が一番だ。

(これは前に一緒に食べたクレープ。私に付き合ってくれるのも、たいち)

8件のコメント

そうだったのか。母の気持ちがよくわかります。
たいちくんの気持ちはなんとなく感じます。
でも、本当のところがわからないからもどかしいね。
たいちくんが、いいなら、いいね。

ありがとう。
ちょっとここで愚痴らせてください(笑)
ともがたいちに「学校に行こう」と言うのはまだ仕方がないのですが、ばあばがそれに乗っかって「なんで行かないんだ」と被せてくるのがすっごい苦痛。
たいちの気持ち、伝わらないんだよなー。

うちも、実母はなかなか受け入れ難いようで、あまり話さないようにしています(^^;)
義母は、周りの意見に左右されるようです。先生が来たときとか、近所の人に何か言われたとか、今回はとも君だけど。普段は何も言わないですからねー。

たいちは笑顔が一番だ!!ほんとに!!

こうして待ってあげること、その子に寄り添ってあげることが
一番、これからの糧になると思うけれどね。

昭和に子育てをしてきたひとたちには、
はなかなか受け入れがたい、価値観なんだろうね。

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安達真依
お母さん大学久留米の事務局長☆あだっちゃんです。 旦那さんの実家に完全同居。 嫁姑問題に立ち向かいながら、同居のいいとこ探します。 元気な9歳11歳13歳の息子3人。親離れを感じ始めています。 #同居嫁、#年の差婚、#男児3人、#不登校、#PTA役員、