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【映画】「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」

『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』は、
映画を愛するすべての人に捧げる作品である。
監督 チャン・イーモウ
(オフィシャルサイトより抜粋)

舞台は文化大革命まっただなかの1969年、中国。
私は中国映画を観るのが初めてで、歴史的背景も分からず大丈夫だろうかと試写前は少し心配していました。
もし、同じように思っている方がいるなら…ためらわずに観て欲しいです。
この映画には、映画愛だけでなく家族愛が詰まっています。

ワン・セカンド、つまりたった1秒。
たった1秒だけ娘の姿を観るために、主人公は収容所から逃亡します。
それは「観る」というより「会う」に等しいと思います。

作品中に何度も出てくる、広大な砂漠に圧倒されます。
風の音と足音しか聞こえなさそうな世界を、主人公はひたすら歩きます。
「娘に会いたい」という意思が伝わり、こちらまで胸が苦しくなります。

劇場にやっと辿り着いても、まだ主人公には試練が待ち構えています。
その一つが、同じく映画を求めるヒロインの存在です。
孤児である彼女にもまた会いたい人、守りたい人がいます。

セリフが少ない分、二人の表情のやり取りが印象に残ります。
どちらも身なりは汚れていますが、白く輝く瞳に引き寄せられます。
そして主人公と同じように、上映できるかどうかに一喜一憂する人々の姿から、
娯楽の少なかった時代にどれほど映画が求められていたかが、感じられます。

 

冒頭の「映画を愛する」というのは、
たくさんの映画を観ているという意味かと思いましたが、違いました。
たった1本でも思い出の映画があれば、きっとチャン・イーモウ監督のメッセージに共感できます。

映画を愛する、そして誰かを愛するすべての人に、この作品が届きますように。
5月20日(金)まもなく全国ロードショーです!

オフィシャルサイトはこちらから。

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木綿萌
大阪府在住。子育ての目標は「よく動く心と体を育てること」。食を中心に「知ること」が好きですが、行動はちょっぴり遅め。家族の健康は社会の健康。今日もせっせとご飯づくりです。台所は世界の入り口! MJプロ/子ども5才・3才