お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

安心チャージ♡

毎月、わたし版《ツナガルカゾク版》をなんとか書き続け、佐賀で配布している。

毎月の子どもたちとの出来事、私のこと、そして、一応「カゾク版」と謳っているのでおまけに夫のこと。

今月号で「張り切ってお姉ちゃんになっている」なんて書いてた矢先、この新聞を書く私の元に娘が

「ママーおっぱい〜」

とやってきた。

隣室で遊んでいたのに急に何を思ったのか、私の洋服の裾を上げて中に入りたいという。

 

時々、お友達がお母さんの洋服に潜り込んでおっぱいを吸っているのをじーっと眺めている。そういう子たちが何人もいるからふと思い出して真似したくなったのかな。

いつもは笑いながら「おっぱいしてる〜」なんて言っているけどホントは羨ましかったのかな…。

 

人前ではしないよ、とお約束をして、洋服の中に潜らせるとちょっと恥ずかしそうに吸い付いた。

 

心疾患持ちの娘は、生後4ヶ月で心臓に負担がかかるからとやめてしまったおっぱい。

回数を減らしてでも続けていればよかったのかなと何度となく後悔しそうになった。

でもあの時は、まだ常にチアノーゼ状態で、毎回おっぱいの度に息苦しそうにハァハァしながら吸い付いているムスメのことが心配で、大きな決断だった。

私だって子どもにおっぱいをあげているお母さんは羨ましいし、後悔が蘇ることもある。でもやっぱり命を守るため、その分できるだけ肌を合わせて向き合おうと育ててきた。

 

すごく社交的で人見知りもあまりなく、すぐに打ち解けるムスメ。

(見知らぬ男の人はちょっと苦手かな…)

最近はどんどん外に向かっていく姿を少し離れて見守ることが増えてきた。

バイクにまたがりこの表情。

グイグイ行く感じ出てます?

めーっちゃおてんばさんです♡

だからこそ、ふとした時に「ママー!」と戻ってきて、束の間の安心を得て、また外へと向かっていく、その休憩ポイントが必要なのかもしれない。

 

ギュッとして、ほっぺたスリスリして、見てるよーと視線を送るとまたのびのびと遊びに行く。私から離れて社会に飛び出す、そんな瞬間がもうすぐそこまでやってきている。

 

6件のコメント

池末さんがこれまでに通過してきた思いがたくさんあるのだなぁと、感じました。
自分自身を納得させ、これでよかったのかと考え、後悔もし、でも幸せも感じる。
グイグイ行きそうなお顔に、安心しますね。

植地さん

コメントありがとうございます!

子どものことを決断するのは自分のことよりも大変です…。後悔しないって誓うほどの心の強さもないので、後悔した時はしたでそれも受け入れて行くしかないです〜笑。

ただ、目の前の逞しく、日々成長を見せつけてくる娘を見てると後悔したってヨシとしよう!と思えます♡

おっぱいをやめる決断、とっても大きな苦しい決断でしたよね。
ママの決断が娘さんの体を守ったんだと、いまの娘さんの笑顔に繋がっていると思います。
大きくなりましたね♫

脇門さん

ありがとうございます!

どんどん大きくなってって
一丁前な言動の数々に毎日振り回されてます。

おっぱいって繋がってるって実感できるものだったなーって思うと寂しくも感じますが
その分ギューッと抱きしめることも増えたなーとも思います!
手段はどうであれ、肌と肌が触れ合うことは続けていきたいです!

いくつになっても、おっぱい欲しいなら、大サービスしてあげてください。

わが子が求めてくれるなんて、最高の幸せです。

母ゴコロいっぱいの記事に、癒されました。

ありがとう。

藤本さん

ありがとうございます!

求められるうちは大サービスしなきゃですね。
最近は上着を脱いで裸になってぬいぐるみにおっぱいを上げるなんて光景も…。

2歳でもしっかり母性があるんですね〜

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ABOUT US
池末明美
MJプロ。 佐賀市在住、6歳差兄妹2児の母。 6年ぶりの妊娠出産を機に長らく心の片隅にあった「お母さん大学」へ入学。 これまで以上に「お母さん」を意識し、感じ、想いを残すべく『お母さん業界新聞ツナガルカゾク版』を創刊! 先天性心疾患を持つムスメは家族の絆を強くする為に、今日も頑張って生きてます。 家族が繋がりそれぞれの試練を乗り越えていく…我が家、どんどん成長中です!