お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

内心は…複雑な母ゴコロ

ふたりの息子たちには
「一番をめざせ」などと言ったこともなく
困難に出会い涙を流しているときは
「気の済むまで泣くといいよ」と
傍らで泣き止むまで見守った。
見守ることが美学みたいに思い込んでいたから、
敢えて「こうしろ」「ああしろ」と
口にすることはなかった。

そんな私が、この本を読んで共感できるのか。
けれど、みんなの熱い感想文を読み、
何より私の大好きな英美子さんが、
素敵なプロジェクトを立ち上げている。
そんなわけで、私もついに手に取った
『成しとげる力』。

『…いや応なしに幾多の困難に出合う。
そのときに尻込みして逃げてはならない。
困難に立ち向かい、勝ち抜くまであきらめるな。
いまは貧しくとも気概と執念だけは失うな』

それはその通りなんだよ…でも何か違う…
永守氏のお母様のような強さは私にはない…
「傷つくくらいなら逃げろ」って言ってたし私…
強くなくても一番なんか目指さなくても
ふたりの息子たちは今、ちゃんと生きている。
私もこの歳まで生き延びている。

次男などは自らを「トーフメンタル」などと自嘲するが、
長男も次男も、息子たちなりの苦しさに
もがき苦しみ戦って乗り越えた今がある。

「お母さん、生きてるってそれだけで幸せだね」
だいぶ前のことになるが
ひとつ壁を乗り越えたとき次男はそう言った。

自分の心の内面を見つめ
人の心に寄り添い
感謝の言葉も伝えることができる。

それだけじゃ駄目なのかな。

唯一共感したのは「あとから来る急行より、
先に出る普通電車に飛び乗れ」
これは私も実践している。
ただ心配性なだけ(笑)

自分の辿った道との違いを感じながらも、
何故か一気に読み進んでしまった
『成しとげる力』。
不思議な魅力の本。
失礼ながら「永守さん、すき」と思った。

「一番をめざせ」とはこれから先も
私自身思わないだろうし
息子たちにも告げることはないと思う。
でも、この本は読んでみてほしいとも思う。
うーん内心は一番になってほしいのかな(笑)
まさに複雑な母ゴコロ…

※写真は大桟橋から。
フラのイベントでやっと懐かしい場所まで行きました。

2件のコメント

藤本さん
拙い文章にコメントありがとうございます。

読んでいてすごく面白かった!
次どうなるの?ってワクワクしながら
ページをめくった。
でも何をどう伝えたいのか
何日も迷い続けてるうちに
日常に流されてしまうと思ったので
えいや!とupしてしまいました。
まだまだ中途半端というのが本心です。

書くのってほんとうに難しい。
今や職場での記録もタブレット入力。
定型文もあり、
なんなら予測変換もしてくれる。
自分の言葉で伝えることを
もう何年もしていないことに気づきました。
もっと頭を使おう!
老化防止頑張ります!

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