自然療法の仕事をしていたので、妊娠出産するなら助産院で産みたいと思っていました。コロナ禍の里帰り出産でしたが、なるべく自然に産めるところを探し、ソフロロジー式と出会いました。普段から呼吸の深まりで身体や心が安定することを実感していたので、呼吸とともに穏やかな精神状態で出産ができるソフロロジーは、取り入れやすかったです。
出産は破水から始まり、陣痛から出産まで1日かかりました。最初は強烈な痛みで呼吸法も忘れてしまっていました。痛みが強すぎてどうしていいのかわからず、思いのままに声を出していました。でも助産師さんから「そんなに声を出さなくても大丈夫よ」と声をかけられた時、ふっと我に返ることができました。呼吸に意識を向けると不思議と痛みに飲み込まれず、もう少しだよと語りかけながら、一緒に波に乗って、少しずつトンネルの先に近づいていく感覚でした。
ソフロロジーの音楽を聴きながら、心音計から聞こえてくる赤ちゃんの心音と自分の呼吸に集中した長い長い時間。呼吸で赤ちゃんと繋がり、励まし合ってるような気持ちでした。
最後は先生が2人がかり。チームワークの良さに導かれ、その場にいた家族みんなが一丸となって応援してくれたおかげで、チカラをいただくことができました。
破水から生まれるまで、元気に心音を打ち続けた娘。ようやく抱くことができた時には、「よくがんばったねぇ、ありがとう」と無意識に言葉が出たことを覚えています。隣にいた主人は号泣、母はどでかいヨーグルトとエネルギーチャージを買ってきてくれました。
みんなに応援され、祝福されて生まれてきた娘も私も幸せです。産み出すことの尊さとともに、周りの祝福と応援が真のチカラになることを実感できた、とてもいいお産でした。
生まれてきてくれてありがとう。お母さんにしてくれてありがとう。
産婦・井上妙子
丸山産婦人科医院(長野市大字鶴賀南千歳町982)
































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