お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

娘たちががんばる力と 諦めない気持ちを与えてくれます

私はバツ2で娘2人のシングルマザーです。20歳のときに不妊症の診断を受け、治療を経て上の子を出産。さらに6年治療をして下の子を産みました。離婚を繰り返し、子どもたちにツライ思いをさせてしまったと、自分を責めたこともありました。現在は、母になってから取った資格を生かし、自宅サロンをしながら子育てをしています。

私は生まれつき顔に〝ほくろ〟があります。それが原因で嫌な思いをしてきました。子どもができてうれしかった反面、わが子も嫌な思いをするかもしれない、と悩みました。

けれども「どんなことがあっても明るく生きてほしい」と願い、私に「明生(あい)」という名を授けてくれた両親の思いに気がついたとき、「強いお母さんになろう!」と決意しました。

上の子が保育園の頃のエピソードです。ある日私のほくろを気にして似顔絵が描けなくなってしまいました。すると仲の良い友だちが「ほくろ、カッコいいやん」と言ってくれました。下の子も「ママいいな、ほくろがあって。私も欲しい!」と言ったことがあり、そのときも驚きと喜びで胸がいっぱいに。

娘たちが生まれてきてくれたことは奇跡であり、その存在が、私にがんばる力と諦めない気持ちを与えてくれます。これからも娘たちに誇りに思ってもらえるような母を目指し、明るく生きていきます。

(宮﨑明生/福岡県久留米市)


(お母さん業界新聞ちっご版5月号表紙 そのまんま家族)

撮影場所は、全国総本宮 水天宮(久留米市瀬下町265-1)。
新緑のすがすがしい緑と母子の笑顔がはじける時間でした。

今日は、母の日。
すべてのお母さんが笑顔あふれる一日になりますように!


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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ