タイムマシンに乗って 「わが子は最高」って伝えに行きたい

子どもが欲しい夫とは反対に、消極的だった私。妊娠するとできなくなることも多いこと、生活に余裕がなくなること、また仕事を休むことでアイデンティティがなくなるのではと、踏み切ることができなかった。

こんなことを言うと「贅沢な悩み」と言われる気もして、「子どもはまだか」と聞かれるたび、「早く欲しい」フリをしていた。

そんな私も、結婚4年目にしてようやく第1子を授かった。

最初こそ赤ちゃんと私、初対面同士ぎこちなかったが、今は家でも外でも「かわいい〜スキスキ〜」を連呼する毎日。こんな風になるなんて!

独り身のときはやり直したいと後悔する場面がたくさんあった。母に対しても、なぜあのときこうしてくれなかったのかと恨みにも似た気持ちを持っていた。でも今は、すべて息子と夫に出会うためだったと受け入れられる。もし過去のどこかで違う選択をしていたら、私たちは家族になれていなかったかもしれない。

タイムマシンがあったら、過去の世界へ行って、「わが子は最高だから安心して!」と、当時の私に伝えたい。ついでに未来にも行って、おばあちゃんになった私に今の息子を抱っこさせてあげよう。きっと泣いて喜ぶだろう。なんて想像していたら泣いてしまいそうになった。     (髙田沙織/福岡県久留米市)

(お母さん業界新聞ちっご版表紙 そのまんま家族)

たまたま母の日が撮影日となったこの日。
高田沙織さんのお母様も同行してくださいました。
ご夫婦二人とも陸上部だった記念に陸上競技場での撮影。
「娘が学生の頃、応援に来ていたこの場に孫がいるのが不思議です」とお母様。

毎朝ラジオ体操が行われていたり、久留米市民にとってなじみの場所でもある陸上競技場。
「トラックが人生の道みたいに見えるといいなと思い撮影した」とカメラマンさん。

ABOUTこの記事をかいた人

池田彩

お母さん業界新聞ちっご版編集長。3児の母。MJプロ 「私がペンを持って」 ・日々いろんなことがあるけれど、すべてが宝物になりました! ・お母さんっていいなぁ、スゴイナと感じる力が強くなりました♪